獅子彫り四方山話
えくぼクラブの稽古はシーズンオフがありません。先日の東根公演のビデオを見て厳しい指摘などびくともしないメンバーは、初心に戻って見返しの徹底を図ります。公演でも見返しの不十分さが目立ったのです。見返しの動作の指導法も経験を積む事により、より効果的にマスターできる指導法を開発中です。30分も稽古すれば一応、形になるようですが、なかなか獅子を持ったときにうまく頭と足が連動できないようです。でも、皆さんの真剣な稽古姿勢により、めきめき上達しました。写真には後ろの獅子を持った獅子歴二年目の方と数ヶ月の方が写っています。女性は男性に比べ腕力的な問題がありますが、要は慣れ。今持っている獅子は6.5�舛琉貳姪�な重さで大変ですが、もっと獅子頭を軽くするとか工夫すれば身長だって今では男性と変わりありません。新しい女性らしい獅子舞の形を模索し、新たな文化に発展できればと考えます。
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獅子頭の額にについている大小様々なスイッチボタンのようなもの「宝珠」とか仏像の額にある「びゃくごう」とかではないかと言われていますがはっきりとした定説は聞いていません。いや!知りません。僕は仏教と共に大陸から入ってきたのだから仏様に有るような「びゃくごう」ではないかと思います。そのボタンを作る為に最新の機械?を導入いたしました。獅子頭の駆動軸もこのハイテクマシーンで製作いたします。
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約1�圓侶變眠修呂�なりの困難。いままで彫った獅子の中で裏から眉や目玉まで彫り込んだのは初めてです。こうなるとイメージ的に能面の部類になりそうです。今は獅子を持つ役割を、「獅子振りと」言いますが、古くは「獅子冠り」と言って獅子を頭に冠ると表現したらしいんです。冠るといえば王様が冠る「冠」。かなり尊い人のようですね。神社の権威の象徴のような獅子頭は誰彼も持つことは出来ないようにして、それを特権化したようです。「技は盗んで覚えろ」と教えられた世代は今のようにチヤホヤされる事無く厳しく仕込まれたんですね。獅子舞を覚えるために時間もかかったし、先輩も異常に厳しかった。獅子舞の要素には通過儀礼の要素も有り、この苦行を乗り越えられればいっちょ前だと村人に認められたのでしょう。今でも獅子振りには年齢制限が決まっている地域があって、中学生以上から35才までとか、はっきり定年とか決められていております。村の青年団組織が最盛期の時代は、社会生活一般の他、エロエロな諸々の知識まで仕込まれたという、しかも恋愛のいろは、四十八手まで伝授されたという事であります。そこまで人間関係の濃い関係は今では不可能ではないでしょうかねぇ。
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この獅子が一番古く赤い獅子。次の獅子を作るとき長井の黒い獅子にしたことが問題となったという事です。近くのお寺でも同じような事があったと聞いております。獅子の幕は白と紺の幕で、長井の波模様の幕とは違いますね。
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