鮎貝の新獅子頭
白鷹町鮎貝八幡宮の例大祭が開催された 春に納入予定が大幅に遅れた獅子頭新調二頭だったが無事デビューのようだ 都合悪く直接その勇姿は観れなかったのだが、獅子友たちから写真を戴き一安心と共に 晴れ姿に喜びを隠しきれない でも・・雄獅子だけが注目され相方の雌獅子の姿は無い 国会どころか獅子舞界でもまだまだ女性の進出は無さそうだ 左から二代目、新しい獅子頭、初代 二代目の脳天に金のコブがあるが初代は皿状だ・・眼に緑青もない 鮎貝の二頭の制作を振り返ってみよう 最初の話では工期は一年もなかった 鼻先からの奥行きは51cmあり、高さも丸太の芯より上の部分を用いるので 最低直径70cm以上長さも70cmの丸太が必要だった 丁度適材が二頭分木取りしていたので助かった 初代の獅子頭をお借りしてなるべく忠実に再現しようと心がけたが 実は・・一点だけ私的な好みを取り入れた 顎のラインである 初代は直線で堅い感じのするフォルムだ ライオンの写真等を観ると顎から口先にかけて軽いアーチ状になっている 気品ある強靭な肉食獣の王のアーチと考えている 眼にはガラスを嵌め込み三日月型の鮮やかな緑青を再現し 耳の取り付けは、紐で下げられ上下の動きで眉が擦れ損傷するので軸棒を採用し 差し入れる穴を軸棒より大きく開け、幾分上下する様にした これで耳がひっくり返る事も無くなる さて漆負けの懸念も残り、幾つか問題点も頭に過るので、暫く落ち着いてから 対処したいものだ 今週末には西高玉と西田尻横越文珠のお祭りで締めだ・・・もう北海道は雪らしい
2015.10.13