平成22年(2010)年9月に制作した長井市五十川薀安神社の獅子頭の修復が完了した。
顎の改造跡の修復と上下の歯当たり部の修復と箔置き、金箔保護剤を塗布し、軸棒の栓を
差し込んで完成である。
向かって右が保護剤塗布後の眉と目の金箔、左が塗布前である。輝きを取るか擦れ防止を取るか・・・。
今年の春の例祭での使用を控えているので関係者も気揉めておら
れるだろう。獅子幕の本体と前幕も経年劣化があり裾に入れた紐が断裂していた。既に縫
製修理を行い準備万端である。
先日、染め屋さんに獅子幕を発注してきた時の話だが、前幕に用いる荒い厚手の麻の生地
の在庫が少なくなったという。代替の別な生地を確保予定だそうだが、それも数量は限ら
れているという。草鞋と同様、生産者の高齢化や原料の調達が難しくなっている傾向にあり
獅子幕の制作もままならぬ世の中になった。


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