かれきのこらずはながさく
川崎より甥っ子がスキーをしにやってきました。 甥っ子の母にして私の妹は寒いのが苦手。 冬山も恐怖でしかないらしくスキーをしないのですが、子どもにはスキーをさせたいと帰省から山形へUターンする我が家の車に同乗してやってきました。 初日はスキーをする人もしない人も皆でスキー場へ行きましたが、二日目はスキーをする人のみということで、私と娘、甥っ子(ともに年長児)の三人ででかけました。 大雪のあとのよく晴れた日で、木についた雪がとけて氷となりキラキラと光っています。 運転しながらもつい目をうばわれてしまう光景でした。(運転中なので写真撮れず、残念。) 「わ~、キラキラしたお花が咲いてるみたいだね!」と私が言うと、 娘が文部省唱歌の「雪」を歌い始めました。 -------------- ゆきやこんこ あられやこんこ ふってはふっては ずんずんつもる やまものはらも わたぼうしかぶり かれきのこらず はながさく -------------- 娘、さすがです! 今回の光景は氷が花のように見えましたけれど、歌では枯れ木についた雪が花に見えるんですね。いつもぼんやり歌ってました (^_^;) 私がなるほどーーーと言っても、「?」の顔をしていたのが甥っ子。 歌を知らないのか、真っ白な雪とつららを楽しむのに精一杯なのか、キョトンとしていました。 そんな甥っ子ですが、スキーにすっかり魅了され、今日もスキーに行きたいなぁ、、、と帰る直前までつぶやいておりました。 毎年少しずつでも冬の山形へ来ていたら、雪の花に気づくようになるでしょうね。
2018.01.07