「30年の歩み」展から コロナ禍から
令和2年(2020年)3月になって、コロナは猛威を振るい、見えないものへの恐怖が日本全土を覆った。計画していた事業も中止せざるを得なかった。それでも何とかしたいと実施したのが待合室での「がんばるニャンズ写真展 in 待合室」であった。 また広田泉さん達の応援も期待することが難しい状況であり、いつまでも外部の応援に頼っている訳にはいかないと思った。長井線を応援する地元の体制を作りたいと、地元の写真家グループを立ち上げ、9月に第1回写真展「フラワー長井線の四季 ~ 長井線を応援する7人展」を開催した。そのパンフレットに、広田泉さんのメッセージが添えられている。 //////////////////////// 「元気が出る鉄道写真展2011」を開催してから9年経ちました。この度、地元の人達が協力した写真展が実現したことは、私にとっては大変大きな喜びです。 ローカル線はあくまでも地元の人達のものであり、私達はその応援団にすぎません。ローカル線はあくまでも地元の人達の思いと覚悟によって存続されていくものです。「本当の応援とは何か」を問い続けてきた私にとって、今、その答えが見えて来たように思います。 今回の写真展によって、地元の人達も長井線の魅力と故郷の素晴らしさを再認識してくれることでしょう。沿線の人達が連携した運動もさらに、多用に展開されていくことでしょう。「ここから始まる」胎動を感じます。これからの皆さんの楽しい頑張りの輪の中に、ぜひ私達も加えていただくことをお願いして、お祝いのメッセージとさせていただきます。 /////////////////////// この年の長井線祭りは、飲食やワンコイン列車などが中止されたが、長井線応援キャンペーンとして1か月間の運動期間を設定することとなった。各駅には沿線の園児等による「応援塗り絵」も展示された。あれから6年が経ちましたが、長井線祭りは何を目指して来たのだろうか。広田さんの「沿線の人達が連携した運動」は、果たして多用に展開されて来たのだろうか。私達は、あの災厄から何を学んだのだろうか。
2026.07.26