食のめざまし時計プロジェクト

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      <食のめざまし時計プロジェクト>です。

井形慶子さんが今月、3月に出した新刊「イギリス流ふつうに生きる力」が届いた。 この本は、2011・1・5から連載された東京新聞「本音のコラム」を加筆、修正したものです。混迷する日本への提言を英国人の暮らし方をヒントに鮮やかに描いており、なかなか興味深く考えさせられる。

この中に、Noblesse Oblige ノーブレス・オブリージュという言葉が出てくる。2001年口蹄疫の被害を受けた湖水地方では、いち早くチャールズ皇太子が環境保護団体と共に、救済キャンペーンを展開し、自ら民宿農家に一人で泊まって、湖水地方は大丈夫だと、観光への信頼回復を早めた。

高貴な人ほど、果たすべき社会的責任を負うとする英国の道徳観、ノーブレス・オブリージュは、単なるスローガンにとどまらず、弱者を助ける術を英国の伝統として実行されてきた。 第一次大戦で、貴族の子弟に戦死者が多かったのはこのためであり、フォークランド戦争にもアンドリュー皇太子などが、従軍している。

私が調べてみると、ノーブレス・オブリージュはフランス語で、英語では、
Noble Obligation(ノーブル・オブリゲーション)日本語訳は、「位高かければ、徳高き」 最近では、主に富裕者、有名人、権力者が社会の模範となるよう振る舞うべきだという社会的責任に関して用いられる。欧米社会における基本的な道徳観なのです。

日本の皇室の天皇陛下も震災地に何度も足を運ばれ、国民慰霊祭には、手術後の体調の悪いなかにもかかわらず、ご臨席になられ、励ましのお言葉を、述べられたのも、このような信念によるものだと思いました。 英国皇室と同じ伝統が日本の皇室にも流れていると、誇らしく思いました。(続く)


   <食のめざまし時計プロジェクト>  代表 小山 博道


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    <食のめざまし時計プロジェクト>です。

今年1月に出版された、井形慶子さんの最新文庫本「しばられない暮らし」からのご紹介です。

「人間の体は、気をつければ、気をつけるほど弱くなる」とイギリス人は考えているフシがある。
真冬でも、半袖シャツで、とおす人もいれば、風邪ぐらいでは病院には行かない。子供が汗をかいても、ほおりつぱなしだ。

イギリスには国民健康保険制度(NHS)があり、治療費はすべて無料だが、イギリスの人は、風邪をひいても、めったに病院には行かない。薬やハーブティーを飲んで、水分を補給して寝るだけで治すのがふつうだ。

イギリス人は医療費軽減のため、各人が病院に行く代わりに病気の相談で薬局を訪れる。 薬局は待ち時間もなく、患者に親身になって対応してくれる
ので、頼りにされている。

日本人は自分の体調について、イギリス人以上に神経質だ。 風邪気味だと、熱もないのに、すぐ保険証を持って病院に駆け込む。 冷房対策にカーディガンを持って外出する女性もヨーロッパではまれ、あちらでは、わずか数度の温度差に神経質になって体調を管理しようとする考えがない。

そう言われれば、われわれ今の日本人は健康管理にあまりにも神経質、そんなに体を甘やかしていては、ますます抵抗力が衰えて、すぐ体調を崩してしまうのではないか?
昔のように逆境で体を鍛える発想も必要ではないでしょうか? (続く)

   
   <食のめざまし時計プロジェクト>  代表 小山 博道











     <食のめざまし時計プロジェクト> です。

イギリス映画「マーガレット・サッチヤー 鉄の女の涙」を観てきました。

 欧州初めての女性首相となったサッチヤーは、福祉国家型政策から自由市場主義にイギリスを転換させ、財政赤字を克服し、イギリス経済を立て直した。

 1982年アルゼンチン沖のフォークランド諸島で紛争が勃発、アルゼンチン軍の侵略に対しサッチヤーは間髪いれず、艦隊、爆撃機を現地に派遣し、多数の戦艦を失ったものの2カ月の戦闘の結果、アルゼンチン軍を放逐し、英国の威信を守った。 「領土とは国家そのものであり、人命に代えてでも我が英国領土を守らねばならない」との信念を貫いた鉄の女、サッチヤーは国家観と使命感を持った本格的な政治家だったと思う。

 しかし、高い評価を受けた一方で、失業者を増加させ、地方経済を不振に追いやった血も涙もない人間との評価もある。 しかしながら、その見識、信念、リーダーシップは卓越していたと思う。

 日本の政治は英国をお手本にしていると聞くが、彼女の政治家としての実績はよく学んでほしいと思う。我が国においても、財政の健全化が緊急の課題であるし、近隣諸国との領土問題から起きる不測のトラブルも心配だ。

 政党内で内輪もめをしたり、政局に汲々としている時ではないだろう。
世界は日本のどうしようもない政治、国家の劣化を見抜いているのだ。どこまでも日本はあまく見下げられている実態を見るのが辛い。

 今こそ、国家観を身につけた本物の政治家の登場を願っています。

       <食のめざまし時計プロジェクト>  代表 小山 博道

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