NPO法人美しいやまがた森林活動支援センター

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NPO法人美しいやまがた森林活動支援センターは毎年会費を送って頂く多くの県内外の会員に支えられ、「森と人をつなぐ」を掲げて活動を続けて今年で17年目になりました。

「大森林祭」はじめとする様々な事業には、多くの会員がスタッフとしてまた体験者として参加しています。中には当支援センターでの活動経験をバネに自ら活動の場を切り開いた20代、30代の会員もおれば、各方面からの派遣要請にいつも応じて頂いているベテラン森林インストラクターの方々まで、世代も、経験も多様な会員達が積極的に活動されています。この度、その先頭に立ってきた“たこじい”こと織田洋典理事長(92)は、七十年間、林業と森づくりに関わってきた功績が認められ、(公社)国土緑化推進機構による緑化功労者に選定され、栄えある林野庁長官賞(感謝状)を授与されました。

 9月30日(土)に飯豊町で開催した「林業・森林への夢を語る会」は、織田理事長の「若い人たちと林業・森林への想いを語り合いたい」との想いから自ら発案し、林野庁長官賞受賞の機会に開催を計画したものです。自ら日取りと会場を押さえて、親交のある「やまがた森林(もり)と緑の推進機構」理事長で元林野庁長官をされた今井敏氏と出席の約束まで取り付けてしまった。
 先へ先へ段取りを進める“たこじい”の行動力に、事務局役員たちは追いつくのがやっと。当日出席できない事務局役員もいる中、慌てて開催要領を詰めて、関係機関と調整はしたものの、どのような「夢を語る会」になるか、全く予想がつかないままでの開催でした。

登壇者、聴講者併せて31名が参加

左から織田洋典理事長 (公財)やまがた森林と緑の推進機構理事長今井敏氏 鈴木秀伸理事長代行

「山里で森林を守るべく頑張っている担い手には国が資金を手当てし、みんなが支えていかなければならない」との“たこじい”の講話で始まり、今、森に入って活動している30代から仕事を離れて林業・森林の保全に尽力している人たちまで5人の方に、「いま取り組んでいること・やりたいこと」をテーマに、それぞれ熱い想いを語って頂きました。コメンテーターとして、それぞれのスピーチにその都度関連情報を交えてコメントを下さった今井理事長。「時代、時代で森林への施策も経済的地位も変わる中、公益的、多面的な役割をもっと訴えていかなければならない」との総評に、私達にエールを頂いた気がしました。

5人のスピーチ者 左から加藤雅史氏 佐藤恒治氏 多田千尋氏 舩渡川葉月氏 丸山久氏
   
 聴講した24名は5人それぞれの活動を通じた視点からの説得力のある発言と、コメンテーターの言葉に熱心に耳を傾けて頂きました。閉会が相当遅れるとの予想から質疑応答に割く時間も僅かでしたが、進行役を引き受けたK理事の見事な仕切りもあって、次第の通りピッタリ2時間30分で閉会しました。『結果オーライ』は支援センター設立当時から今も全く変わりません。この度も、森でつながる様々な方々が一堂に会し意義ある『結果オーライ』のイベントになったことに、多才な会員の逞しさを改めて実感できました。
 
 お忙しい中駆け付けて下さった今井敏氏はじめ、スピーチされた5人の方々、そして参加下さった会員の皆さま、ありがとうございました。

2023.10.09:npo-fevent:count(3,319):[メモ/今までの活動紹介]
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