NORIYOs NOTE

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今月第2回目のイベントが我が家で開催される。

「たんじょうび何が欲しいの?」
という母の問いかけに、

「わたあめ機とぉ〜、みんながしなないくすり!!!」

「うーん。……わたあめ機は何とか探しましょう。だけど薬は売ってないなぁ。」

そういえば、保育所の短冊にも
「かぞくがずっといきていますように」って書いてたっけ。
震災は小さな心にもしっかりと残っているんだなあと感じた。

海岸からずっと離れているこの地域でも、地震の影響で道路の凸凹がまだひどい。
残念ながら閉まった店も多い。

それでも、こうして臭いやハエの被害なく暮らせるだけでも十分幸せだと感じている。

息子の誕生日は震災から1週間後だったため、何も買えずホットケーキで我慢してもらった。
その分、明日食べるケーキには、兄ちゃんの分のロウソクもちゃっかりしっかり立てさせてもらおうと考えている母であった。






どっぷりと反抗期の長女がBIRTHDAYを迎えた。

14年前、予定日よりも3週間ほど早く出てきた娘はわずか2300g。
バスタオルにくるんだら隠れてしまうほど小さかった子は、
今や服や靴を共有できるほどに成長した。

朝7時に家を出て、車の中で寝ぼけながらおにぎりを食べて保育所でバイバイしていた日々。
お迎えも最後の一人になって先生の戸締りを一緒に手伝って帰ってきていた日々。

なつかしい……だけどもう戻りたくない、本当に子も親もよく頑張ってたな〜。
今ではそんな体力はないし、同じことは出来ないだろう。

「子育ては若いうちに」というのはまさにその通り。


母としては、長い時間保育所に預けて申し訳なかったと心のどこかで今でも引っかかっている。
その分、ゆっくりと一緒にいられる休日は、とても濃い、思い出の詰まったいい時間になっていた。

今は厳しい世の中だけど、自分の力で道を切り開いていってほしいと願う母であった。



会社の仲間が手作りのおやつを作ってきてくれた。
口に入れると、抹茶の香りがプ〜ンとしていい感じ。
何といっても手作りがうれしい♪

私たちのために時間をかけて作ってきてくれた気持ちが
ほんわかと幸せな気分にさせてくれた。


「はっ‼…」

学校から帰ってくる子供たちのためにスナック菓子をポンと置いてきた母。

それがいけないわけではないが、ほとんど市販のお菓子を与えてばかりだったから、何となく手作りしたくなってきた。

去年子供たちをびっくりさせようと、それぞれの似顔絵の特大クッキーを作った時、みんな喜んでくれたっけ。

気持ちが伝わる手作りはやっぱりいいなぁと気づかせてくれた時間だった。






「こどもたちー、今日は何の日でしょう!?」
夫が自ら問いかける。

「さあね。」
あっさりした返事が返ってくる。

皆で車で出かけて買い物を済ませ、帰る頃には夕飯時になってしまったため、夫に告げた。

「母の日に外食で楽させてもらったから、今日は自分が食べたいお店行っていよ。」

「…わかった!」

10分後、ほどなくして到着したのがやっぱりやっぱり回転寿司。

「なんでなんで〜?やったー!!」とちびっこの声。
今日は父メインだから、子供たちも遠慮して一番注文しやすいところに座らせてあげたようだ。

たらふく食べてみんな満足顔。

帰宅して、こっそり準備していた手紙と券(いっしょに寝てあげる券・肩たたき券)をもらい、ちぎった折り紙の紙吹雪を頭からかけてもらって満足そうだった。





明日は保育所の遠足。
お菓子売り場で楽しそうにお菓子を選ぶ。

「ママ〜お菓子はなんびゃくえんまでぇー?」
まだ計算もできないのにお決まりで聞いてくる。

「サンゼロゼロまでだよ。」

「わかったー!!!」

子供用のかごいっぱいに入れたお菓子はざっと500円超。

チョコレートは溶けるからやめて、ガムは持ってこないようにって言ってたから戻そうね。

何とか交渉しながらカゴからお菓子が減らされていくと、小さな肩が少しずつ垂れ下がってきた。


「じゃあ、チョコレートは今日のおやつ分にするからカゴに入れたら?」

「……うん!!!」

垂れ下がった肩が一気に戻った。

やっと復興した動物園で、楽しい思い出を作ってきたいと思う。