庚申講
中川地区にある石碑で多いのが庚申講碑(庚申塔ともいう)です。 「庚申講」と彫られた石碑だけでなく、本尊の「青面金剛」(しょうめんこんごう)と彫られた石碑も庚申講碑になります。(画像3枚目) 1枚目の画像には宝暦十二壬午(1762)と刻まれています。後ろの碑も上部に日月(じつげつ)が刻まれていることから、日待ち・月待ち講に関係した碑と考えられます。 庚申講は暦日の庚申(かのえさる)の日の夜、講中が集り語り合って日の出を待つ日待ち講です。 庚申の夜、身体の中に住む三尸(さんし)の虫が、眠っているすきに天に昇って天帝に悪事を告げられないよう、寝ずに起きていて夜を明かします。 市内各地の庚申講の実態は南陽市史に詳しく記載されていますので、興味のある方はご一読ください。 庚申の晩は他人の悪口をいくら言ってもよいとされていました。 お酒も入り、日頃のストレス発散の場でもあったようです。 参考:南陽市史 民俗編
2020.08.17