HOME > 記事一覧

花窪の枩尾神社

  • 花窪の枩尾神社
  • 花窪の枩尾神社
  • 花窪の枩尾神社
  • 花窪の枩尾神社

元中山字花窪にある枩尾(まつお)神社です。

明神鳥居に「松」ではなく「枩」と刻まれているのが確認できます。

 

この140段以上ある石段は

(「元中山神社巡り」の3枚目と4枚目の写真)

江戸時代にお駕籠八兵衛が一人で作り奉納したと伝えられています。

参道には明治期に造られた常夜燈が多数奉納されています。

 

由緒ですが、赤湯町史・東置賜郡史には載っていません。

「30年くらい前に赤湯の先生が調べたが、よく分からなかった。」

と近所の方から教えていただきました。

 

「春は花窪 夏さか日影 冬ごもりは釜渡戸」と地元で言い伝えられてきた言葉があります。

春に花窪坂から見える残雪の蔵王連峰は絶景です。

2020.06.17:nakagawako:コメント(0):[◇中川地区の歴史]

花窪の古峯原神社

  • 花窪の古峯原神社
  • 花窪の古峯原神社

元中山字花窪地内、県道238号から小高い山に向けて長い階段が設置されています。

「元中山神社巡り」の1枚目の画像で下に見えるのが県道です。

 

この山に鎮座するのが古峯原神社です。地元では「こばはら様」と呼んでいます。

火伏せの神として有名な栃木県の古峯(ふるみね)神社に毎年代参を行い、祈祷札を納めています。

 

2枚目の画像は奥にある山の神になります。

 

階段を上ってから、山道をしばらく歩きます。

行く時は熊除け対策を忘れずに。

 

2020.06.17:nakagawako:コメント(0):[◇中川地区の歴史]

日影の松尾神社

  • 日影の松尾神社
  • 日影の松尾神社
  • 日影の松尾神社

元中山字日影にある松尾神社です。

明神鳥居には「天保十三寅九月」と刻まれています。(西暦1842年)

 

中世は日影館があった場所です。

昨年、日影館跡の背後に山城跡があることが判明しました。

また、神社の北側に館跡が2ヶ所新たに確認されました。

 

松尾神社は酒造りの守り神として全国へ勧請されましたが、元中山地区でも酒造りが行われていたのでしょうか。

 

引用:赤湯町史(昭和43年)

 松尾神社 大字元中山字日影

 祭 神 市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)

     大山咋命(おおやまぐいのみこと)

 由 緒 創立年不明

     京都府葛野郡松尾神社の末社と伝えられている

     社殿木造五坪

 

なお、町史には「大山つみ神」(つみは示偏に氏)と記載されていますが、元中山地区には別の場所に山神神社が建っていますので、京都松尾大社の主祭神二柱の一柱「大山咋命」と思われます。

もう一柱は「市杵島姫命」です。

2020.06.17:nakagawako:コメント(0):[◇中川地区の歴史]

元中山神社巡り

  • 元中山神社巡り
  • 元中山神社巡り
  • 元中山神社巡り
  • 元中山神社巡り

おはようございます。今日は朝からカラッとした天気で過ごしやすいです。

元中山にある神社を3社参拝にいってきました。

神社に行くまでの道のりが結構ハードで今回は私が歩いたハードな道のりをアップしてみました。

神社の詳細は後程・・・・

 

2020.06.17:nakagawako:コメント(0):[◇中川地区の歴史]

岩部山三十三観音めぐり紀行19

  • 岩部山三十三観音めぐり紀行19
  • 岩部山三十三観音めぐり紀行19

第19番「霊ゆう山 革(こう)堂(行願寺) 千手観世音菩薩」

                ゆうは鹿の下に七がつく字です

 

花を見て 今は望みも 革堂の 庭の千草も 盛りなるらん

 

厳しい自然の中で咲く花を見ていると、今の望みは気持ちを革(あらた)めること、

革堂の庭の千草も盛んに咲いていることだろう。

 

◇「革堂」と「革める」をかけています。

 

花を「御法(みのり)の花」※、千草を「千手観音」に例えているとすると、

「御法の花を見て(法華経の教えで)、気持ちが革まる。

革堂の千手観音様のご利益も盛んとなるであろう。」と解釈できます。

 

※法華経のことです。

 法華経の中の「観世音菩薩普門品第二十五」が観音経になります。

2020.06.16:nakagawako:コメント(0):[◇岩部山三十三観音]