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新田 野中森館跡(中ノ森館跡)

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国道13号を赤湯から山形に向い、鳥上坂を越えると右側に独立丘陵が見えます。

中世には野中森館があった場所で、地元では「森こ山」と呼んでいます。

(字名が中ノ森なので、中ノ森館跡とも云います)

 

「米沢事跡考」によると、野中森は粟野十郎藤原義広の後裔(子孫)で粟野十郎左衛門尉宗次※1の父が隠居した館と伝えられています。

周囲を大谷地に囲まれ防御としていました。

 

享保の絵図には「蒲生氏※2の舘跡」と記してあり。近くには「首塚」と記されていますが、首塚の場所は定かではありません。

 

参考文献:赤湯町史・山形県歴史の道調査報告書

 

※1 16世紀の伊達氏家臣で赤湯にあった二色根城主と云われています。

※2 天正19年(1591)奥州仕置により伊達氏は転封、蒲生氏の領地となりました。

   以前紹介した宝山塔の大沼家は蒲生氏の家臣で、この地に残り百姓になりました。

2020.07.02:nakagawako:コメント(0):[◇中川地区の歴史]

7月1日号

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中川公民館だよりを掲載いたします。

2020.07.01:nakagawako:コメント(0):[◇中川公民館だより]

岩部山三十三観音めぐり紀行28

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第28番「成相山 成相寺 聖観世音菩薩」

 

波の音 松のひびきも 成相の 風ふきわたす 天の橋立

 

成相寺から美しい天の橋立を望む。

吹き付ける風で、波の音と松風(観音様のお声)の響きが鳴り合う。

 

◇「成相(なりあひ)」と「鳴り合う」をかけています。

 

「波の音」について、観音経は「梵音海潮音」観音様のお声は波の音のようと説いています。(諸説あり)

 

「松のひびき」については第16番を参照ください。

2020.07.01:nakagawako:コメント(0):[◇岩部山三十三観音]

岩部山三十三観音めぐり紀行27

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第27番「書寫山(しょしゃざん) 圓教寺 六臂如意輪観世音菩薩」

 

はるばると 登れば書寫の 山おろし 松のひびきも 御法なるらん

 

播磨地方の美しい松林の間を、鈴の音も爽やかに巡礼する身の満ち足りた心が歌いこまれています。

山頂にたどりついたときには松を渡る風の音が、そのまま仏の妙なる呼び声に聞こえる。

 

引用:圓教寺ホームページより

 

◇「松のひびきも御法(みのり)」についての説明は第16番を参照ください。

 

2020.06.30:nakagawako:コメント(0):[◇岩部山三十三観音]

見頃

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アジサイが見頃をむかえています。

アジサイの花の色は土の酸度によって決まると言われているのは有名ですね。アジサイの色のベースとなるのが「アントシアニン」という色素で、そこに「補色色素」と土の中に含まれる「アルミニウム」が働いて色が作られるそうです。アントシアニンと補植色素はあじさいの花の中に含まれているものです。土の中のアルミニウムが紫陽花の根に吸収され、アントシアニンと結合するかどうかで、花の色が決まることが多いようです。

難しそうな話ですが、結果綺麗ならオッケーということです!

画像5枚目は「クレマチス」    ではないでしょうか・・・

2020.06.29:nakagawako:コメント(0):[◇中川地区あれこれ]