アップルパイをいただきました(*^-^*)
ハロウィン柄の包装紙もかわいくって~
甘酸っぱくてサクサクしててとても美味しかったです!
いつもごちそう様です!
「于時元禄九天※1霜月※2吉日」が刻銘された六地蔵塔がどちらなのか調べてみました。
どちらの塔も下部の幢身(どうしん)に文字が刻まれていますが、風化により判読できない箇所があります。
道路側の六地蔵塔の刻銘を見ると
「六道能化※3(ろくどうのうげ)□□□」画像1
別の面の左下を見ると「十月吉祥日」と読めます。画像2
地蔵堂側の六地蔵塔は
梵字で「イー・ウ・カ・□□□」と刻まれ
左側に「木月」と刻まれているように見えます。画像3
文字の大きさから考えると「霜」の一部の「木」のようです。
地蔵堂側の六地蔵塔が元禄九年(1696)の六地蔵と推定します。
※1 天は年の異字です。
※2 霜月は11月のことです。
※3 六道能化は地蔵菩薩の別称です。
釜渡戸地区の赤坂にある六地蔵塔(六面幢ろくめんどう・六角幢ろっかくどう ともいいます)は重制(石を組合せて)でできています。
上部にある龕部(がんぶ)に地蔵菩薩が浮彫されています。
手前の六地蔵塔の龕部は隣に置かれています。
重制だと雪や地震でよく倒れるのだそうです。
六地蔵(六面幢・六角幢)は地名の由来にもなっています。
南陽市内だと、宮内地区の六角町や金山地区の六角(黒在家六角)などがあります。
六地蔵について
仏教では人間が死んだ後、生前の行いによって行き先が、地獄・餓鬼(がき)・畜生・修羅(しゅら)・人間・天の六道(ろくどう・りくどう)に分れるとされています。
六地蔵は六道の苦しみを救う六体の地蔵様のことです。