長井市中央地区公民館

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 大宮大明神は小国の大宮神社の神様で、死産や乳幼児の死亡率の高かった
江戸時代(1603〜1868)に、安産の神・乳幼児の無事成長を守ってくれる神
として厚く信仰された。
 当時、小国は僻遠の地で、直接参詣することは困難だったので、講を作り
代表者に代参してもらってお札を受け、4月吉日に講中の女が集まって安産祈
願・お札の配布、餅、赤飯等を食べての会食歓談をした。
 この碑の裏に「辰女」と母の記銘があるので、難産をきりぬけ、母子ともに
無事だったことを感謝して建立されたものだろう。女の建立した碑は当時と
しては珍しい。

平成4年度設置設置。令和2年度修復。(遍照寺境内)




2012.03.15:nagai_ck:count(1,169):[メモ/史跡案内板]
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