長井市中央地区公民館

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 近世期の市日は、小出村が2日・7日・12日、宮村が17日・22日・27日であり、
明治以降は、小出が2・7の日に、宮では、5・10の日に市が開かれた。
 小出は粡町通りに、宮は大町通りに市がたった。
 明治10年頃の粡町の市日には、近村より20人から60人の人が、さまざまな品
物を持ち運んで売買していた。
 その中心に市神の石碑が建てられた。
小出の市神は(高さ97cm・巾70cm)文政5年(1822)8月に造立されたもので、
文久元年に竹田清五郎氏が石柵を寄附している。
 以前は粡町東側から神明通りに入る一角に所在したが、現在は当地に移された。
 又4月29日〜5月15日まで領内の小出の馬市も開かれた。
 商業の町としては、その発展の過程の歴史であり、わたし達の大事に保存すべ
き足跡である。
(昭和59年設置 薬師寺境内)


2012.03.15:nagai_ck:count(1,767):[メモ/史跡案内板]
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