来年4月オープン予定の「川のみなと長井」が国土交通省の道の駅に登録され、その登録伝達式が11月22日、同所で行われました。式には関係者約30人が出席し、廣瀬健二郎山形河川国道事務所長から市長に道の駅登録証が手渡されました。登録証を受け取った内谷市長からは「当施設の整備にあたっては、かわまちづくり推進協議会や都市再生整備計画検討委員会の皆さんをはじめ、多くの皆さんにご協力をいただいた。今後は、ご登録いただいた道の駅を活用し、市全体の更なる活性化を図るべく、多くの人が集い、にぎわいのある拠点としていきたい」とオープンに向けた意気込みを語りました。
施設の概要としては、面積12,016㎡に120台分の駐車場、トイレ19器、地域特産物紹介コーナー、軽食コーナー、まちづくり紹介コーナー、休憩コーナー、情報提供施設、観光案内所を配置する予定です。通常の道の駅の機能だけでなく、かわ(最上川)とまち(まちなか)をつなぐフットパスの拠点として、道の駅では初導入となる空間表示ディスプレイによる観光情報の発信、市民団体・商店街などの活動・イベント発信による、観光客などのまちなかへの誘導、地元生産者との協力による長井の特産物の紹介・販売など、観光交流拠点として活用される予定です。
道の駅「川のみなと長井」登録伝達式(H28.11.22)
長井市PTA連合会 教育座談会(H28.11.18)
長井市PTA連合会主催の教育座談会が11月18日、はぎ苑で開催されました。初めに、PTA連合会から長井市長へ要望書の提出がありました。その後行われた教育座談会では、「これからの長井の教育の方向性について」をテーマに泡渕栄人長井市地方創生参事・教育参事から講演をいただきました。講演の中では「子どもの頃に様々な体験(日常体験・非日常体験の両方)をすることが重要であり、子どもの基本的生活習慣(早寝早起き朝ごはん)と家族とのコミュニケーションが基本となる」との話がありました。市内小中学校のPTA役員など約60人が出席し、長井に住んでいながら世界を相手にチャレンジできる子どもを育てる事の重要性や長井市の教育の方向性など真剣に聞き入っていました。
長井の心を育む少年活動発表会(H28.11.19)
「長井の心」を育む少年活動発表会が11月19日、生涯学習プラザで開催されました。発表会は今回で38回目。市内の小・中・高校生が取り組んでいるまちづくりやボランティア、地域をテーマとした活動の成果を発表しました。
長井南中学校の2年生は修学旅行の「長井南中だがしや楽校in JR蒲田駅前広場」の取り組みと、その課題を解決するための「まち歩き少女隊」の提案を発表しました。また、西根小学校4年生は縄文太鼓の演奏からふるさと西根を愛する心を大切にすることを学んだことについて発表。この他、各学校とも写真や演技などを交えながら工夫を凝らした成果披露を行っていました。発表者の家族や先生など約150人が参加し、各学校の子どもたちの発表を真剣に聞き入っていました。
第11回長井支部けん玉ペインティングコンテスト表彰式(H28.11.13)
長井市では毎年、名産のけん玉を活用したけん玉ペインティングコンテストを開催しています。けん玉ペインティングコンテストは、全国規模のものもありますが、日本けん玉協会長井支部独自の取り組みとして、長井市内でも全国とは別に表彰しています。今年の全国けん玉ペインティングコンテストは応募総数3,698点、うち長井支部からの応募は566点でした。その566点の中から特に優れた作品37点が選ばれ、第11回長井支部けん玉ペインティングコンテストの表彰式が11月13日、タスビルで開催されました。
「これからは、ペイントに併せてけん玉の技も磨いてください」と遠藤副市長から挨拶があり、入賞者には賞状の他に、㈱山形工房のけん玉が副賞として贈られました。審査委員長を務めた平吹信彦さんは、「年々レベルが上がっているが、今年は入選者が多く、特に審査が難しかった。長井らしい黒獅子やあやめの絵以外にも多彩なデザインが多く見られた」と講評。
今回受賞した作品は、TAS2階に展示しています。また、1月17日(火)~1月22日(日)はギャラリー停車場(長井駅内)でも展示を行う予定です。
長井の新たな魅力発信を考えるシンポジウム(H28.11.4)
「長井の新たな魅力発信を考えるシンポジウム」が11月4日タスビルで開催され、長井市の魅力を発信する方法や、情報発信に係る課題などについて学びました。
内谷市長から市が取り組む魅力づくり政策についての説明の後、㈱シーポイント代表取締役 野澤浩樹さんの基調講演が行われました。野澤さんは、「地元の人にとって当たり前のことが、外部の人には新鮮に映る。市民や観光客のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)・ブログでの何気ない言葉が、魅力発信につながる」と話し、積極的な情報発信を呼び掛けました。シンポジウムの最後は内谷市長と野澤社長によるトークセッション。㈱ローカルファースト研究所代表取締役 関幸子さんがコーディネーターを務めました。(この日、関さんは長井紬の着物の装いでした)
長井市では、地域の人たちがつくる地域情報サイト「おらんだちゃんねる」〈http://oranda-ch.jp/〉を開設し、市民記者の皆さんが地元ならではの情報をお伝えしています。ぜひ、ご覧になってください。