雨宿りのおじさん
梅雨明けしない山形。 今日も突然のゲリラ豪雨が襲った。 用事があったので どしゃぶりの中、車で出かけた。 ふと見ると、屋根の下で自転車にまたがったまま雨宿りしているおじさんがいた。 あぁ、雨が止むのを待ってんだなぁ・・・なんて思いながら。 おじさんはイライラしている様子もなく、だただたじっと空を見上げていた。 人生ってさ、すんごいどしゃぶりの時あるよねー。 わたしそんとき あのおじさんみたく雨宿りしてたかなぁって。 カッコつけて無理してホントはいやなのに どしゃ降りの中に飛び出して、怖い顔して一心不乱に走ってはいなかったかって。 そしてぐちゃぐちゃに濡れて風邪ひいてたんじゃないかなって。 そんなことをスゴイと思って酔いしれてなかったかなって。 早くゴールに着きたくて、雨宿りなんてやってらんねーって。 結局、疲れ果てて余裕がなくて、自分がぐちゃぐちゃに濡れた雨のしぶきを周りの人にふっ飛ばしてたんじゃないかなって。 待ってれば必ず雨って止むんだよね。 晴れ間も出るんだよね。 私って自然の流れを考えずに来たかも、そんな気がしてならなかった。 人生の途中での雨宿り。 どしゃ降りのときは じたばたせず待ってたらいい。 雨が止んだらまた進めばいい。 ものごとをするのにふさわしい「時」があるんだ。 命をすり減らしてまで早くゴールにたどり着くことに、あの頃の私は価値を感じていたんだろうな。 1日1ミリでも成長することが大切だと思ってた。 でも、いいんだ。 その歩みを止めても。 時が来るまで じっとしてること、備えておくことも大切なんだと、雨宿りのおじさんが教えてくれた。 そういえば 晴耕雨読 なんて言葉ありましたね。 自然と調和した生き方を忘れてはなりませんね。
2013.07.31