◆フランス料理と日本酒を楽しむ宴◆
当店が事務局を担当している日本酒の会、「長井吟醸酒倶楽部 ささら会」の例会でフランス料理と日本酒のマッチングを探る初の試みを楽しんだ。 レストラン ジュアンさんに無理を聞いて頂き、4,000円のおまかせコースをお願いした。 事前に提示頂いたお料理のメニューに合わせ自分なりの想像力を働かせ4アイテムのお酒をセレクト。 先ずは食前酒、‘春鹿 発泡純米酒ときめき’でお口を潤し乾杯、5%程度の低アルからかまるでサイダーのような感覚で喉に流れてゆく。 このような甘く酸が高いものは飲み易く、食前、食後には持って来いなんだが中には甘さが苦手の方もいて一口だけで結構とのご意見も。 自分などはデザートのチョコとシャーベットでも再度楽しんでしまったのだがその辺は嗜好品ですからお好みしだいということで。 続いて前菜、穴子のバルサミコ煮、豚肉と鶏レバーのテリーヌ、ズワイガニのタルタルソース、帆立貝のトマトソースパン粉オーブン焼きがそれぞれ小皿に盛り付けられ大振りなプレートに4点盛りで登場、夏の食材を巧みに活かした心憎いアイテムに感動。 合わせたのは‘雅山流 大吟醸 極月’、吟醸香が料理の邪魔になる事を懸念していたが取り越し苦労で至って好評。 多彩な味わいに順応する優れた大吟醸である事が実証されポテンシャルの高さに脱帽でした。 千波に今期は既に完売で蔵にも在庫が無いという超人気のお酒です。 続いて魚料理、白身魚のポワレ、フレッシュトマトとバジルのソースを頂く。 油で揚げ焼きした魚料理ながら酸味が利いたトマトソースのさっぱり感を思い淡麗で繊細な美味さが冴える当店の箱入り娘‘〆張鶴 純米吟醸 純’をチョイス。 本来は淡白な白身魚のお造りなどと絶妙なマッチングを見せる‘純ちゃん’ではあるが油物でも適応OKでした。 但しカレー風味などスパイシーなものだとちょっと辛いかな。 いよいよメインの肉料理、ポークのスペアリブと子羊のハーブパン粉カツレツの登場。 これにはすかさず‘信濃錦 特別純米生原酒 天墜’を。 力強いボリューム感も濃厚な脂分もこの酒特有の酸がスッキリと洗ってくれるはず。 結果は予想通りのベストマッチ、お見事、天墜 恐るべし。 食後のデザート、フォンダンショコラと自家栽培木イチゴのシャーベットはアートを感じさせるとても美しい盛り付け。 もちろんお味もグッド、これにパンとコーヒー。 今回初の試みで不安もあったが終ってみれば皆さんの顔に満足と書いてあるのが伝わり次回のリクエストまで頂けた。 自分としてもフランス料理に合わせて酒を選ぶという貴重な経験ができた。 そして何より我々の我侭を全て受け入れてくれた上、限られた金額という制約の中で提供頂いたお料理に職人魂と心意気を感じた。 レストランジュアンのオーナーシェフに感謝、感謝。 船山さんほんとありがとうございました。 入魂のお料理、美味しかったです。 ごちそうさまでした。 レストランジュアン公式ページ
2005.08.27