平成20年12月1日(月)於:北海道 幕別町民会館、JA青年部記念講演会が開催されその講師として約300人の青年部員(若手農業経営者)に対し講演することになりました。
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平成20年12月1日(月)於:北海道幕別町、JA青年部設立40周年記念講演会が開催され、その講師としてお招きを頂き約80人の青年部員に対して「アイデアしだいで農業が変わる〜生き残れる農業経営・農業地域〜」をテーマに90分間講演をいたしました。(以下、その内容)
○生き残れる農業経営の要件 ○アイデアを生む要件 ○今後の農業に求められているもの ○元氣のある農業の要件 ○発想の転換とは ○目標と目的 ○大切なのは目線のずれ、温度差をなくすこと ○地産地消、地笑、地商 ○現状を打破するには... ○消費者の価値観とは... JA幕別町は、北海道はもとより日本一優秀な模範的なJAです。 すべての農業事業は、消費者と組合員のため... 何よりも安全で、あくまでも安心を... 組合員の総意のもと、明確な目標を掲げ有効な戦略に基づき効果的な戦術展開して、農協事業一つ一つに幕別ブランドの確立へ向けた取り組みをしており、感銘を受けてまいりました。 講演前に農協事業資料を頂き、当日は企画課長の下山さんに施設をご案内いただいています。東京ドーム3ヶ分の広さを誇る経済センター内には、馬鈴薯や長芋等の集荷貯蔵施設を有し、それはそれは見事な施設でした。 |
JA栃木指導連盟全体交流会集会のお礼について
時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 さて、みだしの交流集会につきましては、大変ご多忙の中、ご講演いただき誠にありがとうございました。 今回の講演で貴殿の観光農業事業への熱い思いに盟友一同感銘を受けました。 今後、本県における営農指導業務、特に観光農業事業の資質向上への参考とし、また本連盟の活性化に向けた糧とし、事業に取り組んでまいる所存でございます。 今後ともご指導・ご鞭撻いただきますようよろしくお願いいたします。 |
(相双地方園芸振興セミナー 於:福島県)
さる3月20日に開催した相双地方園芸振興セミナーにおいては、ご講演とパネルディスカッションでのアドバイスをいただき、誠にありがとうございました。 講演では、「アイディアと実行力」「農業は無限の観光資源」「感動」などを考えながら産地づくり・商品づくりを進める必要があると考えさせられました。 パネルディスカッションでは6名のパネラーから発表した内容について、「消費者や異業種とのつながり」「ストーリーがある商品」「農業経営の確立=収益」などアドバイスをいただきました。 今回のセミナーには生産者、JA関係者、農業高校生、先生が多数参加しました。これを機会に多方面の方々に協力してもらいながら相双地方の園芸産地づくりを進めたいと思います。また、個人的には先生の講演から「やわらか頭と行動力」が大切だと感じました。 今後ともお世話になると思います。よろしくお願い申しあげます。 JA全農 福島 浜通り営農事業所 生産振興課 鈴木 聡 |
平成20年2月17日(日)於:JAさがえ西村山本所大ホール、平成19年度JA女性部寒河江支部通常総会、引き続き第29回JA女性部大会が開催され記念講演の講師としてお招きに預かりました。「農業は感動のドラマ」という演題のもと、150名の女性部員の前でお話しいたしました。主催はJAさがえ西村山女性部寒河江支部(部長:渡辺せつ子)、JAさがえ西村山です。
<講演内容> ○JAの職員として白岩農協時代に就職し、その時の上司が教えてくれた「元氣、平等、対等、ふれあい」が職務の原点であるということ。 ○米の増収から減反へという時代の変化の中で、様々な転作を試みたこと。 ○通年→周年という考え方のもと、規模拡大から施設園芸へ取り組み、新規作物・新品種を導入したこと。 ○花卉栽培(鉄砲百合、菊、グラジオラスからバラまで)にまつわる、風雪や突風といった自然災害に見舞われた時の挫折、しかし耐え抜いて頑張ったこと ○定着できるまでにはそれぞれのドラマがあり、泣き笑いの人生だったこと ○そこで出会った人はもちろんのこと、多くのことを学び取った上で紡ぎ出した格言 以上の様な内容で約80分お話しました。 JA時代の38年間は思い出がいっぱいあり、お世話になった皆さまの前でお話出来たことを大変嬉しく、また光栄に思います。 JAさがえ西村山女性部の益々のご発展と、部員の皆さんの益々のご活躍をお祈りしております。 |
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その際に記念講演会も行われ「発想の転換こそ時代を切り拓く」と題して、JR東日本グループ会社常勤監査役50名の皆さんの前で、約1時間ほどお話ししてまいりました。
振り返れば、農協(現JA)でありながら観光に携わり、国鉄(現JR)時代(昭和59年頃)から観光さくらんぼ狩りで山形・寒河江へ誘客するために上京しては東京都内を四方八方営業して回りました。東京以外にも高崎、水戸、金沢、新潟等の各駅の旅行センターにも頻繁に出向いたものです。とにかく懸命に、汗をかき涙を流し笑いも含めて努力した結果、さくらんぼ狩りお座敷列車240名を設定してくれた時の喜びは、それまでの苦労が一瞬にして吹っ飛び、喜びとうれし涙に変わったことが昨日のように思い出されます。
国鉄からJRに(公から民へ)時代が変化し、フルーツ左沢線営業所が開設され、念願の仙台駅から寒河江駅まで「さくらんぼ号」を走らせることが現実となりました。さくらんぼ号は「フルーツ花見」「トロッコ」「絵画・書道展」「ヌーボーワイン」「ビール列車」「小さな旅」といった多彩なメニューで売り出しました。民間会社になったJRは、柔観光農園のチケット販売や案内を行うなど柔軟に対応し、特にフルーツの絵を駅名の標識にしたアイデアが実現したことは特筆すべき事だと思っています。。「もってのほか長寿風呂」企画で仙台駅から延べ800名集客できたことは、今思い出しても胸が熱くなります。民間会社になったJRからは「心のサービス」を学びました。共に苦労し、沿線の利活用に官民一体となって共同企画・販売を行い、乗者数の拡大を図ったことはとても意義のあることでした。
苦労や努力なくして成功はないと思っています。
発想とは体を使って智慧を出すこと。初代所長の斎藤孝一さんはじめ、たくさんの方々からのご支援やご協力により、規制や条例に苦慮しながらも熱意や情熱、頑張りで必ず成し遂げることが出来ることを学びました。
石ころでも雑草でも雪でも、周りのものは全て観光資源。これが「農業は無限の観光資源」ということです。「バラ風呂」「雪中いちご狩り」「さくらんぼ種飛ばし」「全天候型」「バリアフリー農園」など、ユニークなネーミングも売りとなりました。
最近のトランヴェールでの特集「慈恩寺と立石寺 山形の古刹を訪ねる」はお客様の反応が素晴らしかったです。しかし、その慈恩寺の最寄り駅である「羽前高松駅」(左沢線「寒河江」〜「左沢(あてらざわ)」間)への午後の列車が少なく時間的に3〜4時間に1本となっています。車よりも公共機関など列車の利用が多いお客様や既存の乗降客に対し、より利活用が促進できるような配慮を是非お願いしたいところです。
以上の様な内容でお話いたしました。
また、翌日のエクスカーションでは、我が町寒河江の「チェリーランドさがえ」をご訪問頂いたようで大変嬉しく思います。