観光農業のカリスマ 工藤順一

平成22年3月11日(木)於:岡山市ピュアリティまきび・おかやま食料産業クラスター協議会(会長・多田幹郎)が『平成21年度第2回研修会』を開催、その研修会で「発想の転換で売れる商品仕掛けづくり」をテーマに次の内容で講演いたしました。

○商品開発の極意
○商品開発の重点項目
○情報発信による周知

について、食品製造業者の方を中心に80名の方々にご聴講いただきました。
おかやま食料産業クラスター協議会は高付加価値商品の開発及び商品化を支援する組織として、岡山県内の農林物生産者及び食品産業を含む産学官が連携し、平成17年11月に組織化し各種事業を展開されております。
研修事例発表と会では、乳酸発酵茶試飲・玄徳茶試飲・はいいぶき和・洋菓子試食が行われました。
(いきいき農業フォーラム〜認定農業者・農業委員大会〜 於:岡山県岡山市)

暖かだったり、寒くなったり不順な天候が続きますが、そんな日々の繰り返しで春がドンドン近づいて来るのでしょうか。
先日は大変有意義な一日を過ごさせていただき、本当にありがとうございました。工藤先生のバイタリティあふれる行動力とお話に圧倒される一日でした。ご講演いただいたお話を励みに農家の元気づくりをしてみたいな…と思っております。大変遅くなりましたが、当日のアンケート結果をお送りいたします。
               岡山AEC 鴻野 

(アンケートより一部抜粋)

・参考になりました
・良かった
・農業収入で生活できることが何より大切だ
・農業は観光になる・お金になると聞き、将来性のあ る農業を目指したいと思った
・わかりやすくて良かった
・工藤先生の話はとてもよかった
・ものすごくよかった。がんばります。
・岡山のすばらしさを改めて知らされ、明日からの活 力をいただいたように思えました。
・とてもよかったです。
・元気がある講演でとても参考になった
・地域興しとして様々な食に対するアイディア商品を 開発し、売っていることはすごいと思った。 
 
平成17年2月2日(水)
岡山市・岡山農業改良普及センター、岡山地域認定農業者連絡協議会、岡山地区農業委員会協議会の主催により
「平成16年度いきいき農業フォーラム 〜認定農業者・農業委員大会〜」が開催されました。
私も講師にお招きいただき「農業は無限の観光資源」と題し約1時間30分お話しして参りました。会場は100名におよぶ参加者で大変盛り上がりました。

岡山は日本一多種多品目を栽培する地域であり、大阪、神戸、京都、四国各県にも近いことから、巨大な消費人口を抱える恵まれた生産地であります。
岡山県開発研究所の指導により農山魚村直売ネットワークを構築されていることもあり、大変熱心に農業にも関わっておられることが伺いとれました。
私の講演の中では、農業には元氣が必要であること、付加価値をつけることの重要性、既存の概念にとらわれることなく自由な着眼点で発想の転換を図ること、ロマンとガマンとソロバンで夢を実現させるなど、私がこれまで体験、実践してきた事例をご紹介しながらお話しして参りました。

平成17年1月24日に、社団法人塩釜法人会の平成17年新春講演会・賀詞交歓会が行われ、
「ピンチはチャンス!逆境を克服し、夢を実現する!
『観光と農業を結びつけたユニークな商品づくり』と題して講演いたしました。
講演前に、塩釜市内の観光施設や商店街を歩くことが出来ました。実際に自分の肌で、体で、言葉で、目で町を感じることが出来ました。
塩釜には有名な塩釜神社があり日本有数の漁港があり、名所旧跡も豊富です。恵まれた地域資源がたくさんあります。ただ少し残念だったのは時節的なものか、「元氣・活氣・氣力」をあまり感じることが出来ませんでした。
これはどこの地域でもあることですが、外部から見ると地域資源は豊富でも、内部にいる住民サイドはそのことを余り理解していないことが多いものです。
とても良い資源も、点でのみ存在してはその魅力は半減致します。点を線にして、面にしてこそ地域は輝きを増すと考えます。
そして、住民1人1人が町に愛着を感じ、セールスマンになることだと考えています。
塩釜にとって必要なのは、横の連携ではないかと講演で指摘申し上げました。
私の実践体験を踏まえた上で導き出した一つの真理ですが、常に「愛と夢(ロマン)」を持ち続けることで、その時の阻害要因を克服することが出来ます。
情熱や頑張り、何度も何度も挑戦する熱意と努力は、未来に対する夢や希望があるからこそ、持続ができるのです。
今回は、終始そういった内容でお話しして参りました。

魅力ある資源がたくさんある塩釜です。今後の取り組みに大いに期待いたしております。
鉛筆には、木の中に芯が一本通っていてしっかりした骨組みがある。鉛筆は芯で書き表すために自分の身を削り、その時に芯が折れるかどうかを注意する。書いたものに誤字があれば何度も消しゴムで消すことが出来る。しかし、ボールペンは鉛筆と同様に真ん中にインクがあっても消すことが出来ない。

人間は知慧を出すこと。間違いは誰にでもある。何度も何度も納得するまでチャレンジする。そして、成し遂げた時の喜びをしっかり見つめ、体験することでどんどん進化していく。

鉛筆は人間と似ている。鉛筆のありがたさを学びたいものだ。
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工藤先生
先日のセミナーは私にとってとても有意義なものでした。
仕事でスランプに陥っていた時でしたので、講演を拝聴いたしましてやる気が湧いて来ました。数々のユニークな
アイディアを聞かせて頂いたことを参考に、また頑張ってみたいと思います。本当にありがとうございました。
弊組合の商品です。ご試食頂いたら幸いです。
これからもご指導賜ります様、宜しくお願いいたします。

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越前おおのでの講演お礼と『花らっきょ』の商品が届き、早速試食いたしました。

三里浜の花らっきょは『三年の時を掛け花らっきょ一筋』『こだわり』『シャキシャキとした歯ざわり』美味しく“極上の一品”です。
新商品開発のヒントには、視点を変えアイディアをご紹介致しました。
研究熱心な小西さんですので、必ず成功することと思います。