観光農業のカリスマ 工藤順一

過日は、講演会の講師を務めていただき大変ありがとうございました。
心より御礼申し上げます。
参加者からの評判もよく、会頭からも『良い講演会だった』と言われました。
経験に裏打ちされたお話はとても説得力のあるものでしたし、工藤先生の迫力も
また魅力的でした。
また何かの機会に、先生のお話をお聞きしたいと思っているところです。
工藤先生のアドバイスを活かしながら、オール花巻の連携ネットワークを作りつつ、
事業を成功につなげていきたいと思います。
今後ともご指導賜りますようお願い申し上げます。

平成24年2月22日(水)於:岩手県花巻市なはんプラザCOMZホールで『雑穀等を活用・農商工観連携による特産品開発調査研究事業に取り組む』(主催/花巻商工会議所地域力活用新事業○○全国展開プロジェクト委員会、共催/花巻商工会議所観光交通部会・観光国際情報委員会)、地域資源活性化セミナー花巻が開催され、その講師にお招きをいただきました。

花巻市は雑穀の収穫量日本一、雑穀を活用したメニューやお土産品の開発とブランド化を図るために調査研究され、ブランド開発には生産者・加工業者・流通・観光業・行政・関係団体等の多様な機能の幅広い連携に取り組んでいるとのこと。

 〜 農商工観連携による地域資源を活用した
             商品開発のポイントと地域の売り方 〜

をテーマに、次のことについてお話しました。


【地域資源の活用のポイントは】

   ○発想の転換
   ○体を生かした五感でのリサーチ
   ○徹底したお客様の目線
   ○地域資源を知る(再発見・再認識)

【創意と工夫は】

   ○アイデア  〜知恵を『知慧』に変える〜
   ○季節感はビジネスチャンスを生む
   ○商品には遊び心
   ○短所は長所
   ○地産地笑 = 旬産旬笑
   ○付加価値 = 高付加価値

【画像紹介〜画像45点より〜】

【ブランド開発には】

   ○官民・農商工観との連携
    ※官民それぞれの特性の理解と利活用
    ※官民一体となった体制整備
    ※情報の共有と協調・しくみ

【地域を売るためのポイントについて】

   ○今後の農観商工連携に求めているもの
   ○人材の育成
    ※人こそが財産
    ※地域みんながトップセールスマン
   ○おもてなしの心
    ※あいさつ・笑顔・農観商工の交流とネットワーク化

【観光農業の極意について】

                            ・・・60分間オお話致しました。・・・



会場には、花巻商工会議所/会頭の宮澤啓祐さんからもご拝聴いただきました。

翌日、宮沢賢治記念館をご案内いただき、宮沢賢治をめぐる理想・信仰・科学・芸術・農村・総合資料など展示の写真・パネルやスライドを拝観することが出来ました。




(河北町食生活改善推進協議会研修会 於:河北町)

 新緑の候、貴殿にはますますご清祥のこととお慶び申しあげます。
 先日は、ご多忙中にもかかわらず「食生活改善推進協議会研修会」でのご講演をいただき、誠にありがとうございました。
 工藤さんんおお話を聞いて、「おもてなし」についてあらためて考えることができました。苦いものは苦く、辛いものは辛く、温かいものは温かく、活きのいいものは活きのいいままに出すのが「おもてなし」であり、ただ大きいものを出せばいいというわけではないことがわかりました。これらは当たり前のことですが、忘れていたことでした。自己満足のためではなく、今の時代のニーズに合わせ、相手のことを考えて相手のために行うことこそが「おもてなし」なのだと思いました。他にも、「まごたちにやさしい」や「食べ物の色」、「偉人達が何を食べていたのか」、「芸能人の話」などおもしろい話ばかりで、時間が過ぎるのがあっという間でした。そして、たくさん勉強させていただきました。会員も笑いながら聞いていて、とても楽しそうにしていました。今回学んだことをこれからの活動にいかしていきたいと思います。
 とても貴重なご講演をありがとうございました。
平成21年5月11日(月)於:河北地域職業訓練センター、平成21年度第1回河北町食生活改善推進協議会(会長:工藤由紀子氏)の中央研修会が総会後に開催され、その講師としてお招きを頂きました。会員、事務局、村山市からも3名参加され、約100名の方に60分間熱心に聴講頂きました。「心かようおもてなし『旬満載、地産地消(笑)』」と題して、以下の様な内容でお話しています。

○おもてなしの心
○ゆたかな旬の恵み(色のもつ効果と主な食材)
○地産地消(笑)
  ・旬産旬消、家庭の味、地域、人、笑顔
○身近な食物で民間療法
○歴史を彩った人々の食事、好物
○笑いは健康の源
平成19年1月17日(水)の河北新報朝刊で、河北新報創刊110周年記念特集として「広域連携の可能性発信」「未来開く仙山交流」「仙山カレッジをふりかえる」の見出しで、これまでの仙山交流に関する記事が掲載されておりました。
第1回「食とツーリズム」と銘打たれ、2003年11月22日、寒河江のチェリーランドで行われた内容をご紹介いただいています。私は「観光振興は行政主導ではなく、民間主導で縦横に連携すれば、人がやってくる。ドラマと継続性、人情があれば、障壁は越えられる」と提言しております。
平成20年9月23日の河北新報みやぎ版に、18日に行われた「ようこそ登米おもてなしセミナー」に関する記事掲載頂きました。私の講演についても触れていただき、「おもてなしの基本は明るい笑顔と元気なあいさつ。地域に話題の店や場所ができれば経済的にも相乗効果が生まれるので互助の精神が大切だ」と助言内容をご紹介いただいています。