観光農業のカリスマ 工藤順一

平成17年2月8日、酒田市において
平成16年度庄内地域農林統計協議会が開催されました。これは、東北農政局鶴岡統計・情報センターの主催で、庄内地域の農業関係機関・団体を対象に行わたものです。
演題は「庄内地域の農業振興を語る(地産地消と産直施設の現状と課題について)」でした。
その中で、
○地域興しは元氣がなければならない。
○結果と費用耐効果を急ぐことなく、長期的な将来展望を掲げ て、体で肌でといった五感をフルに使いながらリサーチしながら、元氣・氣力・活氣・愛・ロマンで多くの困難を克服できる。
○縦割りを捨てて、多種多様な異業とのネットワークを形成することが重要である。
○産地(生産者)と消費地(消費者)との積極的な交流を促進することは今後必須である。
○食育は、体験・体感・実感してこそ育まれるものである。
以上の様な内容を中心に、営業戦略や手段・方法など実例を挙げながら約60分間講演して参りました。
平成18年10月18日(水)於:青森県三沢市「ホテルグランヒル つたや」、平成18年度小川原湖広域観光協議会研修事業の一環として講演会が開催されました。この度、その講師として私がお招きを頂き「発想の転換こそ、小川原湖の観光振興を拓り開く(きりひらく)〜観光カリスマの地域の売り方指南〜」と題して講演して参りました。講演には約30名の方にお集まり頂きました。
この小川原湖広域観光協議会は、三沢市、東北町、六ヶ所村の、観光協会、商工観光課、商工会、小川原湖漁業協同組合で構成されているものです。共催は、青森県商工会連合会東部広域指導センターでした。

講演に先立ち、講演前日の午後から当日の午前中まで、1市1町1村の観光施設、道の駅、小川原湖畔、街並み、地域住民との対話など、五感をフルに使った生のリサーチをさせて頂きました。住んでいる人々の熱い思いに心を打たれましたが、観光客の目線とは若干のずれを感じました。

三沢市は本州の最北端青森県の東南部に位置し、東に太平洋を臨み西に小川原湖に接する大らかな自然に恵まれています。また米軍三沢基地、航空自衛隊基地があることから国際色豊かな市でもあります。古牧温泉、仏沼、ラムサール条約の自然、野鳥、湿原群もあり大変風光明媚なところです。
東北町は小川原湖の魚介類豊漁の町で、湖水浴場、町の銭湯はすべて温泉を利用しているところです。
長芋の生産が日本一で、シジミ貝、ワカサギ、シラウオ漁が盛んです。わかさぎ公園浜台キャンプ場やオートキャンプ場もあります。
六ヶ所村は小川原開発の中心地で、国家石油備蓄基地と原子燃料サイクル施設の立地村です。長芋、大根、酪農地帯であり、小川原湖湖沼群が点在しています。

今回の講演内容は、以下の通りです。(レジュメから)
○発想の転換とは
・阻害要因とは何か? 
・五感をフルに使っての情報収集
○生まれるアイデア
・面白い、売れる、儲かる
・消費者のニーズは、商品に対する納得・高価値感・満足度
○地産地消、地産地笑、地産地商
○意識改革での効果
○異業種とのネットワーク構築
○広域観光連携の重要性

また、私の手がけた観光農業の映像をパワーポイントで紹介しながら、この地域にも埋もれた観光資源もいっぱいで、地域住民の意識改革が重要であることを強調して参りました。
講演後には、参加された皆さまと親しく情報交換をさせて頂くことも出来、大変有意義な時間を過ごすことができて嬉しく思っています。

尚、今回の講演の模様は地元三沢ケーブルテレビでニュースとして放映されるとのことでした。

平成21年11月18日(水)於 山形県小国町・松風館でやまぎん会(会長・高橋清人)総会にお招きをいただきました。
やまぎん会は山形銀行小国支店(支店長・古城信一)のお客様の会(企業経営者・商店主)会員に『発想の転換で時代を切り拓く』について次の内容で講演いたしました。

小国町には無限の観光資源と大自然・春夏秋冬・山の幸があり、歴史・文化などの観光資源の宝庫(宝)である。

発想の転換で
◎創意工夫でアイデアを活かした商品開発
◎事例などの紹介
◎発想の阻害要因とは
◎克服する秘訣は
などの60分お話いたしました。

山形銀行三浦常務取締役、小林副町長も熱心にご聴請いただきました。
講演会後、会員の皆様と親しく懇親できましたこと大変うれしく思います。
学校教育の体験学習で訪れた小学生たちに農業を語る。
最近実感した言葉『お客様を卒業させない』


商売繁盛の秘訣は、お客様に「夢・ロマン・喜び」を与え、楽しくショッピングして頂くこと。
商品の品揃え、素材の良さにこだわり、店内の雰囲気を爽やかに四季の彩りで演出し、明るい笑顔で接客をする。
顧客がいったい何を求めて来店されているかを察知し、心をこめて対応する。
そして、お買い求め頂いた後、感謝の気持ちでお見送りをする。

実に当たり前のことのように思えるが、これが実はとても重要なこと。
しっかりお客様のハートを射止めて、また来たいと思って貰える店にする。
それが「お客様を卒業させない」ということ。

是非、今日からでも実行してみてはいかがでしょうか?
最近実感した言葉 「お客様を卒業させない」

商売繁盛の秘訣は、お客様に「夢・ロマン・喜び」を与え、楽しくショッピングして頂くこと。
商品の品揃え、素材の良さにこだわり、店内の雰囲気を爽やかに四季の彩りで演出し、明るい笑顔で接客をする。
顧客がいったい何を求めて来店されているかを察知し、心をこめて応対する。
そして、お買い求め頂いた後、感謝の気持でお見送りをする。

実に当たり前のことの様に思えるが、これが実はとても重要なこと。
しっかりお客様のハートを射止めて、また来たいと思って貰える店にする。
それが「お客様を卒業させない」ということ。

是非、今日からでも実行してみてはいかがでしょうか?