平成19年12月14日(金)の読売新聞「観光を拓く 第3部食材王国」の欄に、大見出し「アイデアも競争時代」小見出し「四季にぎわう果実の里」として、寒河江市の雪中いちご狩りと、観光農業の歴史背景、「やまがた東アジア経済戦略会議」について書かれてあります。その中で仕掛け人としての私にも取材頂き、コメントを掲載いただきました。
「今の情報化社会の中にあっては、せっかくのアイデアが他の産地に越されぬよう、今後は民間主導で動けるかがカギであり、スピード勝負だ」と指摘しています。 |
(藤島町商工会婦人部がこの度「優秀賞」を獲得したことに対してお祝いを申し上げたことに対する手紙です。斉藤さんとは、5年前に私が講演で助言して以来のお付き合いです。)
前略 先生には益々お元気でご活躍のご様子お慶び申し上げます。 先日は電話をいただき有り難うございました。 こちらからご報告させていただこうと思っておりました。 毎年、商工会女性部のリーダー研修会では、県内四地区6人の主張発表を行っており、今年は藤島町が担当になりました。何を発表したらいいか迷いましたが、これしかないと思い、大黒舞の話をいたしました。5年前、先生の講演会から始まった大黒舞。今年正月の新年祝賀会での披露までの経過と私の感じたことなどです。大勢の前で話をするのは心配で1ヶ月前ほどから憂うつな気持ちになっていました。原稿を見ながらの発表でしたが、終わってほっとしました。始まる前に他の発表者にどんな活動をしているのか聞いたところ、この日のため特産品の開発に取り組んだ所もあったようでした。最優秀の寒河江市はとても良かったです。最後の審査員の批評で、他の地域にはない女性部らしくてユニークな活動で良かったと言われました。12月のチャリティー演芸会では大黒舞を踊る予定です。山形新聞に6月19日の町内さなぶりまつりの記事に私達の踊っている所が載っていました。他の上手な踊りの会があったのですが、ちょっと嬉しいものですね。 また何かありましたら報告させていただきます。先生のホームページのぞかせていただきます。 草々 |
(5年前に講演した際の助言に対して寄せられました。)
寒中お見舞い申し上げます。 先生には元気でお忙しい毎日をお過ごしのことと思います。 1月7日に町の新年祝賀会があり、私達は町長をはじめ、議員さん、企業の社長さん250名の前で七福神の大黒舞を舞ってきました。笑顔と思いながら緊張の数分でした。 5年前の工藤先生の助言で始まったことを一言挨拶させて頂きました。 〜中略〜 今年も頑張ります。先生の益々のご活躍お祈り申し上げます。 |
「西和賀町の未来を語るシンポジウム」於:岩手県沢内村
〜挨拶略〜 ご多用にもかかわらず、3日間にわたって講演はもとより地域の状況まで細やかにアドバイスいただきありがとうございました。今までの経験と実績に裏打ちされた先生のお話は、新たに誕生する西和賀町にとって大変参考となることばかりでした。先生のご厚意に対し深く感謝申し上げます。 産業の低迷や少子高齢化、過疎化により地域がかかえる課題は多いのですが、西和賀町では、今回の合併を機に力を合わせて新しいまちづくりをしていきたいと考えております。そのためには、基幹産業である農業を中心として、それぞれの産業を連携させることに重点的に取り組むこととしております。先生が実践されてきた観光農業による地域づくりは私どもの範とするところであります。 西和賀町発足まであと1ヶ月あまりとなりました。新町としての大いなる希望をもって、新しい地域づくりに町民一丸となって取り組む所存であります。今後ともご指導、ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。 〜挨拶略〜 湯田町沢内村合併協議会 会長 細井 洋行 |
(東北文化学園特別講座 東北産業の新たな挑戦 於:宮城県仙台市)
〜一部抜粋〜 先般は御多忙の中私どもの特別講座にご足労願い、ご講義をいただきまして誠にありがとうございました。お陰様で、多くの学生が感銘を受け、これからの就職等に貴重なご示唆をいただくことができました。ご参考までに学生が出席カードに記入した受講感想の例をお送りさせていただきます。 <出席者カードより> ●今回の講義を聞いて様々なことを感じました。自分の地域をPRするために、知って貰うために、どのような事を考えなければいけないのか、地域に人を呼ぶために、来てくれる人が楽しめるように、工夫する事の大切さを感じました。 ●アイデアで終わらせるのではなく、頭をひねり、どうにか実現させようと努力していたということは、すごいなと思いました。 ●僕は、工藤さんの話を聞き、工藤さんのように夢とロマンに満ち溢れるそんな人間になりたいと思いました。 ●今回の講義を受け、知りたいと思ってもなかなか聞けない話を聞くことができました。特に花の話や智慧の話など、自分と密着して学ぶことが出来ました。観光ってこんなに深いとは思ってなく、自分が行きたいと思った場所にしか行かなかったけれど、何で行きたいのか、何がしたいのか、などと面白い所にしか行かないと思いました。これからは、もっと面白い(興味深い)所が出来て、いろんな疑問をもっていろいろと勉強していきたいと思いました。 ●とても元気のある講義だったので、集中して聴くことができました。 ●声が大きくて聞きやすかった。また来て欲しい。 ●(一般参加)本来の農業の在り方の一端としての観光農業は理解できるが、東北の農業は日本の食料基地の役割を果たしてきた。しかし東北の田、畑の休耕地が大型店や工業化され東北の美田が失われ、将来の農業の先行きが見えない現状にあると思う。これからの東北地方の役割は何か、農業政策は今後どうなるのか、みんなで考える時ではないでしょうか?与えられた仕事に本気でやる気で専念することの大事さを教えて頂きました。 |
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この記事は読売新聞編集委員の尾崎和典さんが書かれたもので、先日の勉強会も取材して頂きました。貴重なご縁に感謝申し上げます。