~遮熱の家~
今年は、いまの所そんなに暑くなく例年より涼しい気がするなと感じていますが 皆さんいかが過ごしですか。 本日、「遮熱の家」の内覧会を行いました。 今日は、そんなに暑くなく遮熱材の効果は御来場された方の 実体験された反応としましてイマイチでしたが、「冷房をつけなくても涼しい」 とおっしゃって行かれましたのでよかったです。 今回は断熱と遮熱の違いを説明したいと思います。 まずはじめに、熱移動には対流と伝導と輻射の3つの原則があり、 熱移動は対流20%・伝導5%・輻射熱75%で動いているのですが最も 大きい割合を占めている輻射熱を防ぐには反射が最適と考え、反射率の 良い材質を使用し、熱効率をよくすることを求めるのが遮熱です。 弊社の断熱の家でも使用している発泡ウレタンウレタンやポリスチレン, グラスウールのような断熱材は、対流と熱伝導を小さくすることで 「高断熱」を作ります。したがって、断熱材内の空気移動が 小さい構造をつくり気密性能住宅であることと、また、断熱厚さや 性能の良い材質を使うことにより断熱性能が向上します。 一方、遮熱という考えは、受ける輻射熱を極力阻止しようという考え方です。 材料が輻射熱を受けると、材料の内部にどんどん移動します。 この熱の侵入を防ぐため、輻射率の小さいアルミ材を使用し受ける熱を シャットアウ トする考えです。消防士や宇宙飛行士がアルミ材の耐熱服を 着ているのはこのため です。わかりにくい説明とおもいますので、 こちらの映像をご覧ください。 クイックしてください。
2015.07.05