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~墨付け~伝承

  • ~墨付け~伝承
立春も過ぎ、春が待ち遠しいですね。

日中の気温も上がり少しずつ春を感じますが、まだ朝晩と寒い日が続きますので

風邪などひかないように気をつけたいと思います。皆さんも体調管理には留意下さい。

今回は墨付けをご紹介します。

材木の継ぎ手には、いろんな形がありますが、主な継ぎ手として2種類ご紹介します。

まず一つ目に腰掛け鎌継ぎですが、男木と女木を容易に引き寄せ合う継ぎ手ですので、

土台、胴差し、桁、母屋等に広く用いています。





二つ目に台持ち継ぎですが、桁、小屋梁によく用います。

比較的、背の大きい材木同士を柱上部で継ぐ場合に多く用いられます。









墨付け&刻み加工は、これから新築物件する上で必ず必要とする技術では無いですが、

リフォームする上で必要な技術です。若手大工へ技術を伝承していく為、年に1~2棟、

墨付け加工をしています。年に墨付けをする機会が少ないので、なかなか覚える事は

大変ですが、若手大工のみなさんは、希少な墨付けの機会ですので必死に覚えるため、

仕事時間終了後、休みの日に作業場で予習、復習の勉強をしています。

!! 熱心さに感心です~
2013.03.02:kg-sinji:コメント(0):[コンテンツ]

オリジナル家具~本だな~

  • オリジナル家具~本だな~
先日の内覧会には、いろんなオリジナル家具を展示させて頂きました。

今回は、先日の内覧会会場に展示してありました、オリジナル家具の本棚をご紹介します。



↑この写真は、作業場にて、使用する材木を施工図に基づいて、寸法通りに万能加工機で
 削っている所です。



↑土屋大工と渋谷大工が、打ち合わせをして長さカット、溝付き加工を行っている様子です。



↑前工程の終えたものを須藤大工が、組み立てる作業をしている様子です。



↑完成されたものです。

ベンチと背もたれ部位の本棚は、切り離して使用できます。
本棚部分は、可動棚になっているので、どの高さにでも移動できますし、棚を追加すれば
段数も増え、いろんな用途につかえます。
下部のベンチは、蓋を開ければ収納箱になりますので、簡易な収納として使えます。

トップページの『オリジナル家具』に、いろんな家具がアップされましたので、
是非、見て下さい。
2013.02.13:kg-sinji:コメント(0):[コンテンツ]

もってってけらっしゃ~い

  • もってってけらっしゃ~い
雪が積もりそうですね。ここ1週間、天気予報は雪模様のようですね。

交通事故には気をつけて行こうと思います。皆さんも気をつけて下さい。



この間、事務所のガレージ内に、ちょっとした材木をお客様に差し上げる為に

材木置き場を設けました。

是非、事務所に、いらした時は見て下さい。また、欲しい方は事務所内の

誰かに一声掛けて下されば、差し上げますので御気軽に声を掛けて下さい。

結構、日曜大工に使える材木がありますし、お子さんの夏場、工作の材料

としても使えますし、ちょっとした棚等にも使えますので、

是非ご活用して下さい




建て方で重要な仕事、屋起こしをしている状況写真です。

通称『屋起こし』とは、建物を垂直にする仕事です。

昔はロープ等を使って起こしていましたが、現代は屋起こし器と言った

優れものがあるので簡単に建物を起こす事ができます。

建物の一通りずつ、曲がりを起こして行き、垂直を確認できたら、

仮筋交い(仮に、本筋交いを収めるまでの間、建物が動かないように、

打ちつける材料)を打ち付け全部の柱を垂直にして行くのです。
2013.01.25:kg-sinji:コメント(0):[コンテンツ]

有効スペースを利用した棚

  • 有効スペースを利用した棚
明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今回は壁埋め込み収納の作品を3点程、紹介したいと思います。

壁埋め込み収納とは柱の寸法の奥行分のデットスペースを活かした収納です。

ちょっとした飾り棚や狭い空間などに収納を設けることでデザイン性アップしますし

空間の有効活用に繋がります。







最後の写真は事務所の打ち合わせ室にありますので来社された方は是非みて下さい。
2013.01.08:kg-sinji:コメント(0):[コンテンツ]

今年の工務部社内活動

  • 今年の工務部社内活動
今年も後わずかで終わりですね。
皆さん、今年はどんな年でしたでしょうか。
工務部としましては、会社、各個人の向上をはかる為にいろんな計画をして
必然性を求めて変わるよう実行した年でした。
何点か行っている事を紹介します。
1つ目に21人の大工さんでお互い切磋琢磨できる環境をつくる為に
人間性、技術、スピード、知識と大きく4つに分類し大工さん一人一人に
順位をつけてもらい自分目線と他人目線のズレを認識してもらい向上心を
持って取り組められるようにする事を目的として行っています。
次に年末には大工テストを行っているのですが、この目的は施工マニュアル、
安全マニュアル、現場ルール等が毎年更新しながら作られているのですが
皆さんが必然とマニュアルを見る環境を作りどれだけ見て頭の中に入っているかの
チェックする為の物としルールの徹底をはかっています。
3つ目に毎年、年初めに今年度の目標を各個人だして貰いみんなに見える所に貼り出して
お互いの目標に関心を持って協力し合い、切磋琢磨出来るように
しています。
やはり目標を持つ事は大事で自分の成長を“早めるには”高めるには“意識を向上させるには”
大切ですし、会社にとっても一人一人が目標、目的に向かって頑張っている人を高く
評価しています。
目標に向かって達成しようとする事はひと皮自分を変えるきっかけとなり
個人、会社にとってもプラスになるのでこれからもやり続けて行き目標に向かって頑張る人を応援したいと思います。



最後に4ヶ月に1回行っている面談を持って皆さんのモチベーションUP、
自分と他人の間隔のズレ、会社として向かって行く経営理念の理解、個人目標の管理を行って摺り合わせています。


その他、この間会社の忘年会でみんなの前で今年目立って頑張った証としての
表彰式を行いました。表彰されなかった人、グループは非常にみんな悔しがっていました。「来年こそは、自分が(自分達)が取ってやる!」と意気込んでいました。
皆さん、やる気を奮い立たせ頑張れる環境を作れるよう大工さん一人一人
こういった一人一人の向上をはかり会社の発展に繋げられる環境作りを務め、
お客様に匠の技と真心を提供し、『よいいえ』をお引き渡し出来るよう頑張って
行きたいと思います。
2012.12.16:kg-sinji:コメント(0):[コンテンツ]