太陽光発電の仕組み
今回は知っている方も多いでしょうが 太陽光発電の仕組みについて簡単にご説明したいと思います。 上の図が全体図です。 ■太陽光電池モジュール 太陽の光エネルギーを電気エネルギー(直流電力)に 変換し接続箱へ送電します。 ■接続箱 太陽電池モジュールで発電した電気を集めて パワーコンディショナーに送り込みます。 また、回路をコントロールする機能や誘導雷保護装置を備えています。 ■パワーコンディショナ 太陽電池モジュールで発電した直流の電力を、 家庭で使う電気(交流電力)に変換します。 ■分電盤 パワーコンディショナで変換された電力は、 分電盤から家庭内の各部屋の電気製品へ送られます。 ■売電メーター 発電して家庭内で使い切れなかった電力は、 自動的に電力会社へ売ることができます。 その売電電力量を計るメーターです。 ■買電用メーター 夜間や雨の日など発電量が少ないときは、 今までと同様に電力会社から電気を買います。 どれだけ買ったかを計るメーターです。 これらが基本的な一連のシステムです。 太陽光の代表的なメリットは以下になります。 ①電気代が間違いなく低減する ②余った電気は自動的に買い取ってくれてお金になる ③環境に貢献できる ④太陽が出ていれば、停電になっても使える ⑤売電、買電でどれくらい環境に貢献しているか等 モニターで一目でわかるので自然と節電やエコ意識がでる 逆にデメリットも知っておきましょう。 代表的なデメリットは以下になります。 ①発電量が時期によって変わる(天候によって左右される) ②設置状況(屋根の向き等)により、思うように発電しない ③カラーベスト等の屋根の場合、太陽光設置後に 屋根の塗装が出来ない 最近はイニシャルコストも下がってきておりますので ランニングコストとの費用対効果をご検討の上、考えてみては いかがでしょうか。
2014.09.04