あっという間の死
こんばんは! 今日はまた雨。 夕方の牛舎仕事中はけっこう強く降っていました。 さて昨日の午後、我が家の牛が突然死にました。 もうすぐ出荷予定だったし、 3日前に食欲が落ちるまで特に問題なく育ってきただけに、 世話をしてきたお父さんはかなりショック・・・。 今朝、9代目がダンプで家畜保健所に運んでいきました。 写真はその前に撮ったもの。 病死した牛は牛肉として売られません。 今回の牛は焼却されます。 我が家の仕事は 米沢牛としてみなさんに食べてもらえるように牛を育てることです。 でも、かわいがってる牛が肉になることは寂しいし・・・ よく人間は残酷だと感じます。 私は動物のほとんどが好きです。 牛はもちろん好きです。 その牛を食べるための仕事をしていると思うと 自分の仕事にどう向き合えばいいのかわからない時があります。 牛から見れば今回のように突然死んでいくことと、 牛肉になってしまうことは同じ「死」なのかもしれません。 けれども我が家では病死した牛は成仏できないという話をします。 「おいしいね」と言って食べてもらえるように育てている我が家では、 大切な考えだと思っています。 この考えがやっぱり人間のエゴかな、とも思います。 これからも悩みながら牛と向かい合っていきます。
2010.11.09