ハモコミ通信2023年5月号
生活に取り入れたり、仕事で生かすなどしていただけると本望です。 ◎)今日(TODAY) 今日、 わたしはお皿を洗わなかった ベッドはぐちゃぐちゃ 浸けといたおむつは だんだんくさくなってきた きのうこぼした食べかすが 床の上からわたしを見ている 窓ガラスはよごれすぎてアートみたい 雨が降るまでこのままだとおもう 人に見られたら なんていわれるか ひどいねえとか、だらしないとか 今日一日、何をしてたの? とか わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた わたしは、この子が泣きやむまで、ずっとだっこしていた わたしは、この子とかくれんぼした わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、それはきゅうっと鳴った わたしは、ぶらんこをゆすり、歌をうたった わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えた ほんとにいったい一日何をしていたのかな たいしたことはしなかったね、たぶん、それはほんと でもこう考えれば、いいんじゃない? 今日一日、わたしは 澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために すごく大切なことをしていたんだって そしてもし、そっちのほうがほんとなら、 わたしはちゃーんとやったわけだ 『ニュージーランドの子育て支援施設に伝わる、詠み人知らずの詩』 (引用)今日|絵本ナビ : 伊藤比呂美,下田昌克 みんなの声・通販 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ <コメント> 家の中に小さい子供がいる暮らしから遠ざかって久しくなるので、つい忘れていた感覚です。 我が家も3人の子育て真っ盛りの頃のビデオを見ると、家の中は実にぐちゃぐちゃで、よくこんな環境でいられたなぁ、と思います。 我が家のことはさておき、本当に大切なことは、目に見える部分だけではわからない、いや、むしろ目に見えない部分の中にこそある、そう気づかせてくれる詩ですね。 もちろん家はしっかり片付いている方が良いに決まっています。 しかし、その人はベストを尽くしていたのかもしれない、大切なことを大切にしてそれに向き合っていたのかもしれない。 落ち着いてよく聴いてみないと本当のことはわかりませんね。 この詩の例とは反対に、子供と向き合う時間を少し削って家事をキチンとすることも、責められるものではないと思います。 子供が育っていく環境が与える影響に心を配っているわけでしょうから。 どちらの場合も、親が愛情を持って接していれば、子供はそのまま親のメッセージを受け取って育っていくのだと思います。 子育て中のお母さんには、「それでいいんだよ」って言ってあげたいですね。 「こうあるべき」 といった架空の理想とのギャップに苦しんで自分を責めないでほしい。正解なんてないんだもの。 一番いけないのは、状況を理解しようとしないで相手を責める周り(私)ですね(汗)。 一事が万事。子育てや家庭の話ばかりではありません。 社会においてよくある話ですもの。反省し、後追いで今、学び直し実践に取り組んでいるところです。 こちら仙台ではソメイヨシノはだいぶ前に散ってしまいましたが、八重桜やウワミズザクラなどが今満開です。 南北に長い日本列島、品種の違う桜も含めると長く楽しめます。風薫る5月は百花繚乱の最高の季節。大いに自然に親しむ時間を取りたいものですね。
2023.04.30