histoire

メモ
痺れる指先が
嫌にリアルで
溢れそうになる明日を恐れていた

歪んでいくアナタを
見ているだけしかできなかった私に
今何が出来るかなんて
わかる訳もなくて
ただ震えるだけ

無力な自分を夕陽に移して
伸びる影にすら臆病になってた


ただ今君に願うのは
幸あれと
ただ それだけだけれど
今アナタのためにできることを

ひとつずつ
今 ひとつずつ


黒きツバサは空を覆い
暗雲は広がり光は遮られる

すべてを見透かす黒水晶に私はどう見えたのか

愚かな私を叱っておくれ
お前になら素直になれる気がするから

私のすべてを包んでおくれ
溢れた雫石も

ひとつ残らず

お前が幸せの象徴なんかじゃなくてよかった
無害そうな仮面を 被ってなんかいないでよかった

生きる為に手段を選ばない
強かさが好き
何ひとつ隠さない
鋭利な瞳が好き

今 少しだけ
一緒にいて

強さがほしい

明日には凛と立っていられるように

理想をおしつけないで
貴方の玩具じゃない
同じだなんて思わないで
私は私だから

どんな言葉並べても
わかってるんだ
貴方が望むことなんて
たったひとつしかないこと

すべて知ろうなんてしないで
隠し事位していたい
抑えつけたりしないで
身動きがとれない

どうして為すべきことなんて存在するの?
為スベキコトってなんですか?
邪魔なものばかりが
私を追い詰めるの

どうか選ばせて
決めつけたりしないで
なにが幸せかなんて
私にしかわからない

ごめんね
我が侭にしか生きられない

だからせめて今だけは 貴方の為の詩を歌おう


凍えるくらいの視線に怯えて

今 独り瞼を閉じる

視界は暗く

なにも見えなくても



夢を見たような鼓動の波にまだ
未来サキは見えない



本当に信じてた人を見失い

夢にすべてを委ねて

今 瞳を閉じるのだね

ずっと探してたものはなんだったか

思い出せなくても

求め続けるのだね

夢の中の貴方は



ただ移り替わる現世に

サヨナラを告げて

振り返ってばかりいないで
ちゃんと前を向いて
僕はここにいるでしょう

街は静かに光を灯もすから
気づかなかったんだ
太陽が隠れたことなんて
早く朝になればいい
闇色のカーテンは重たくて
僕には開けることすらできない

手を離したりなんてしないで
心がどこに行ったのか
不安になってしまうから

街が喧騒と共にあるから
気づかなかったんだ
星も見えなくなったこと
ネオンの燈はざわめきを帯て
瞳に刺さってしまうから
僕は触れることすらできない

夢をみていたんだ
君も同じだと思ってた
独りよがりな僕の夢は
直視ることすら叶わないくらい歪んでしまったけれど
それでも君が綺麗だと
僕が思い続ける限り
君を傷つけ続けるんだね

振り返ったりなんてしないで
もう迷ったりしないから


創り続けた壁は連なり
まるで苺だらけのミルフィーユ
溢れた真っ赤なジャムみたいに
あなたの紅は甘いのでしょうか


がむしゃらになって生きるの

しゃにむに生きるの

この手に何も残らなくても

支えてくれる腕のために


人のいろんなところを吸収してね

それでも俺は変わらないんです

意固持になるんじゃなくてね

俺は俺で在り続けるだけ


君の姿が見えないこの世界で僕が何を得るの?

太陽キミが隠れるから木々ボクは力なくうなだれて

降り続く雨オモイが溢れてる


すべてを得ることより

もっと欲しいものがあるんだ


誰かにとってはそうじゃなくても
僕には一番得難きものだと君はわかっているのかな

あの日見た笑顔の欠片も
いつか見る君の泪も

そのひとつひとつが君を知ることで

今君と過ごす時間も君を知ること


あの頃の私は
浅はかで愚かで嘘つきで
君を愛する資格など
少しも持ってはいなかったけれど

あの時交した約束は
偽りなんかじゃなくて
ホントに君が大切で
幻でもよかったから抱きしめていたかったんだ
実感なんてなくて
触れ合った感触がなくても
君と出会えただけで幸せだったんだ
その幸せで満足できたんだ

大人になった私は
傲慢で強欲でズル賢くて
君を守る力など少しも持っていないんだ

しがらみだけが増えていく世界で
私はあまりにも非力で
守ることも出来ない君を欲してばかりいるんだ
君といられる幸せを
忘れてしまったみたいに