10月28日(火)のモーニングセミナーは、
宮城県倫理法人会
守末 紀生 会長 に
「平成27年度 活動方針について(会員満足向上のための10ヶ条)」というテーマでお話しいただきました。
平成27年度宮城県倫理法人会長に就任した守末紀生新会長は九州出身で、仙台を中心に美容室12軒、更に美容学校とブライダルを経営している。そのキーワードは女性で、その幸せを願い経営してきた。
一時はもっと多くの美容室を展開していたが、働いている従業員の生き甲斐のために、積極的に独立を支援する方向に切り替えてきた。
守末会長のスローガンは「大変革時代!」未来を創る倫理活動を展開する、である。
活動方針は、
1.「M、S、P委員会」を設けて、新たな拡充の柱とする。MSPとは会員、満足、向上を意味する。
即ち、会員の満足度を上げるため、サポートをするために作られた委員会である。入会して良かったと満足している会員を多くつくり、次の拡大に楽しく協力するという理念を追求する。
2.単会の人づくり、形づくり、内容づくり。
県内の全単会が、会員1 0 0人の正単会を目指す。形は大事であり、そして内容が充実されていく。達成すれば全国初の快挙となる。会員の満足度を上げていかないと、拡充も経営も出来ないと感じられた。
昭和61年8月22日、故小西秀康氏が宮城県倫理法入会を設立した。
その当時の「宮城県倫理法人会」の活動理念は、
1.倫理経営を通して活力ある企業を創る
2.倫理活動を通して明るく豊かな地域社会を創る
3.倫理活動を通して未来を担う新進気鋭の人材を創出する
というものであった。
倫理は実践してこそ値打ちがある。
守末会長は、倫理法入会の良さを自ら体験し、無理なく伝え、楽しくやっていこうと、経営と倫理は一体であると自らの体験を踏まえて強調されていた。
守末会長から発表された目標は、「30周年3,000社」。
「倫経一体」で商売繁盛。
会員満足向上のための十ヶ条(宮城県倫理法人会MSP委員会)
一 『なぜ退会するのか』と考えるな。
『なぜ満足しないか』と考えよ。
そうすれば会員の不満が見えてくる。
二 『なぜ退会するのか』その理由は簡単。
会員の心に何か不満があるからだ。
三 『満足してもらいたい』と思ったら、
会員が感じている不満を見つけて改善せよ。
欠点を直せば満足してくれるに決まっている。
四 会員は『満足』するために会費を払う。
会費を出してまで不満を買う人はいない。
だから退会して欲しくないと思うのならば
不満のない倫理法人会にすることだ。
五 満足してくれるかどうか、会長に聞くより会員に聞け。
会長は『入会させたい人』であって『退会する人』ではない。
六 退会しないのは良い倫理法人会だから退会しないのではない。
不満がないから退会しないのである。
人間は不満に対して敏感なのである。
七 なぜ会員の不満が見つからないか。
あなたが会員の不満を喜んで聞こうとしないからだ。
八 『お叱り頂きます』の心を持て。
批判は満足を向上させるアイデアの宝である。
九 人間は不平不満の動物である。
それだけに満足を得た時の喜びは大きいと知れ。
十 MSP活動は楽しく積極的な拡充活動である。
(報告:広報委員会 木村紀夫 会員)