音声のみ聞くことができます→ http://youtu.be/84s8zVcZuNw
10月7日(火)のモーニングセミナーは、
ワイン&タパス「エルマル」「エルセコ」経営者
小森伸之様・早川篤志様
『仙台に住み着いた理由/人気店と呼ばれるまで』
というテーマでお話をいただきました。
仙台市内の決して繁華街ではない場所で、看板や広告を出さずに繁盛店を経営するお二人のお話をうかがいました。
お互いに飲食業を志していたわけではなかった二人が、自分探しをしながら結果的には飲食業の世界で修行し、仙台市内のお店で運命的に出会い、独立を語り合い、夢へ向かってスタートを切った。
接客担当(営業)と調理担当(厨房)、勢いと慎重、お互いに持ち分を尊重し合い、個性が上手くかみ合わせ、補い合い、味わいを出しているのが感じられた。
タウン誌のパブリシティー掲載と負けん気の強さが、お店と自分たちを競争させ成長させてきた。集客・入店にお金をかけていない分、お客様に満足してお帰りいただくことに力を入れている。コストパフォーマンスの高いご飯(商品)を提供がお店の評判に繋がっている。
「飲食店(企業)は人であり、人に賞味期限はない。人(自分たち)が輝き続けることで、お客様が会いに来てくれる。」
席数の不足でお客様を帰らせてしまう申し訳なさから、1号店の近くに2号店を出すことを決意。利益追求ではなく、お客様の期待と満足に応えて行くというブレない姿勢を貫いている。
既に来年3号店の出店も視野に入れて、志のある仲間を探している。
「地域に愛される飲食店」と事業計画書に掲げてスタート。改めて計画書をみると、初めに予定していたこと手法はほとんどやらず、結局残っているのは「うちの一番の看板メニューはスタッフのおもてなし精神です」「人と人との繋がりを大切にする飲食店」。最低ラインのサービスに手を抜かない。
始めの頃は、下膳した食器や洗った食器の位置など、ざっくりしてやってケンカもしたが、お客様にどのようにしたらスムーズに料理を提供できるか等、ほんの小さな事でもお客様目線に立ったオペレーションについて話し合ってきた。
深夜2時までの営業なので、そのままセミナー講師でお話をいただいたが、「今、自信を持って『満足していただけるお店』です」と語るお二人は、まさに輝いており、さらに4号店への夢を語る。
「お客様が満足して帰っていただく」「お客様が元気になって帰っていただく」、二人の思いを、苦手と言いながらステキにタップリと聴かせていただき、私たちにとっても元気になったセミナーでした。