4.8 ひろりんモーニングセミナーレポート

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4月8日(火)のひろりんモーニングセミナーは

親業訓練シニアイントラクター・PETフォーラム代表   石田 えみ子 さん

 

テーマは   『 人 間 関 係 講 座 』

      ~相手も自分も生かす関係づくりとは~


と題してお話しいただきました。

 

石田さんは、ANA客室乗務員を経て、YMCA国際ホテル専門学校にて接遇マナー、英語講師。

また、発達心理学、教育学など行動科学的見地から、人間関係に即したコミュニケーション講座を実施しておられます。

 

いきなりですが

知人が 「最近眠れない」 と訴えてきました。

 

あなたならどう対応しますか? 答えてみてください。

正解はないかもしれません。(よくある対応例は後尾にあります)

 

コミュニケーションの基本からみると、、、。

 

①相手の話を聞く。

  聞き上手は、沈黙、相づち、促すことができる。

  能動的な聞き方としては、繰り返し、言い換え、気持ちを汲むことが大切。

 

②自分の思い(感情)を話す。

  相手を責めるのではなく、「わたしメッセージ」で、気持ちを伝える。

 

③お互いの対立を解く(勝負なし法)

  I'm OK! You're OK! 

 

対応例)  最近眠れないんだね?

 

先ずは、ボールを投げられたら、そのまま返す。

つまり、キャッチボールから始まるとのこと。

(白いボールは白いまま返すとおっしゃてました)

 

え、そんな面倒くさいことできるか!    ですって。

 

しかし、野球でも、いきなりノックを始めたらケガしませんか?

 

特に、上司・先輩として、部下や後輩と面談したり、話し合うときは

①安心して話せる場所を選ぶ

②安心して話せる態度

ことが重要だそうです。

 

現代の若者は素直で真面目だけど、受け身で自己評価が低い傾向にあり、人間関係が辛いようです。

 

コーチング的な対応より、カウンセリング的な対応が望まれるとのこと。

 

 

ちなみに、冒頭の問いかけに対して、お決まりの対応は、、、。

↓  ↓  ↓

※お決まりの対応12

1.命令 「そんなこと言わないでちゃんと寝ないとだめだよ」

2.脅迫 「ちゃんと寝ないと明日に差し支えるよ。困るのは君なんだから」

3.説教 「あれこれ悩まなければいいんだよ。気にしてもどうにもならないのだから」

4.提案 「どこか具合が悪いんじゃない?病院に行った方がいいんじゃないか?」

5.理屈 「眠れないと思いこまなければいいんだよ」

6.非難 「何をバカなことを言っているんだ」

7.同意 「眠れなければ眠らなくていいんじゃないか」

8.批判 「君はひとつのことで、くよくよ気にし過ぎだよ」

9.解釈 「この間のことを気にして、そんなことを言っているんだろう」

10.激励 「大丈夫、気にすることないって」

11.尋問 「いったい何があったんだ?」「どうしたっていうんだ?」

12.ごまかし 「気にしなければ、そのうち眠れるようになるから気にしない気にしない」

 

お互い、勉強が必要なようです。

(文責:広報・反田)

 

2014.04.08:hirorin:[レポート]