10月29日(火)のひろりんモーニングセミナーは
NPO法人メディアージ・笑顔311
代表 大矢 中子(おおや なかこ)さんでした。
今回は、『 震災復興情報の発信と人材育成 』 と題してお話しいただきました。
大矢さんは、東京で情報関連の事業をしていたが、
東日本震災後、自分に出来ることは何かと考え、
“被災地の今”を情報発信して、他地域を巻き込むことで、
長期的な募金や支援という行動に結びつけることを目的とした
プロジェクトを立ち上げた。
メディアージュの活動概要としては3つある
1.スタジオ配信事業
IF I AM 仙台の大学生を中心とした復興情報の発信
2.人材育成事業
NPOワカツクとの連携による「仙台いぐする事業」
3.イベント中継事業
復興関連のイベント中継を受託
このような活動を通じて、高校生や大学生が大きく成長している。
「自分たちが成長して、地域で活動することが地域をよくすること」
だと気づいたことが大きいという。
現地の高校生が今何を考えているか、この歌(くじステテーマソング)を聴けばわかります。
鋭い感性と表現力に感心しました。
http://www.ustream.tv/channel/kuji-sta
また、従来のマスコミはセンセーショナルな情報しか取り上げない傾向にあったが、
震災報道を機に、NHKの情報ソースの取り込み姿勢に大きな変化が起きた、
という話が印象に残りました。
最後に、各地で大災害が予測される中、救援がすぐ来ない場合、
どう生き延びたかの体験を伝えつづける大切さを強調されていた。