8月20日(火)のひろりんモーニングセミナーは
(社)倫理研究所 法人アドバイザー 大橋俊作 様
『 倫理経営とは何か、商売の秘訣 』
と題してお話しいただきました。
まずは、御年80歳とはとても思えない、
溌剌とし、静かながらエネルギーに満ちた
講師のパワーに驚かされました。
地方デパートの営業部長として総務部長として100億の売上に貢献し、
その後独立して事業を拡大してきた大橋様の職業歴は、
さまざまな心の葛藤を乗り越えた歴史そのものでした。
すべてのことを、「これがよい」と受けとめて、
すなおに理屈なしに実践することで必ず良い結果が生まれる、
というのが世の中に厳然として横たわっている生活法則。
それに対し、若き日の講師は、
社長の方針に不満を抱き、処遇に反抗し、くさっていたといいます。
倫理研究所の指導者からそのことを指摘され、
ハッと気づいたという大橋さんは、
両親、先祖の遺影の隣に、
お世話になったデパートの社長さんの遺影を並べ
今でも礼拝感謝されていらっしゃるのだそうです。
万人幸福の栞の中に、
『元を忘れず末を乱さず~反始慎終~』
という項目があります。
家族であれば親・祖先が根っこ、夫婦が幹、子ども・子孫が枝葉
事業であれば創業者・創業精神が根っこ、現社長・その考え方が幹、
社員・お客様・売上などが枝葉
として考えてみると、枝葉を生い茂らせるためには、
やはり元となる根っこに思いを寄せ、
しっかりとした幹を確立することが何より、
ということに気づかされます。