11月20日のモーニングセミナーは、㈳倫理研究所参与の、田中範孝様に「男は度胸、女も度胸」と題して、これからの日本人の生き方についてお話しいただきました。
倫理を学ぶ意味は、どんなこともニッコリ笑って受け止める姿勢を養うこと。日本の思想には古来から垂示思想がある。プラス思考をはるかに突き抜ける考え方で、起きることそのものがプラス、ブレイクスルー思考があるとのお話。
イザナミ、イザナギの神話からの引用で、初敗大成の原理、水に流す本当の意味についてなど、興味深いお話でした。
なんといっても圧巻は、田中氏のお母様の生き方です。自分の身内の命を守ることより、大義を重んじる選択。娘さんの命と、嫁ぎ先の家を守った志の高さと、強い心に強く感銘を覚えました。
男は、あえて、人の嫌がる困難な仕事を引き受けよう。
女性は、優しさと、美しさと恥じらいを失わないこと。
年をとっても、つつしみと恥じらいは失いたくないものと思います。
初級の人は、おかしいときに笑う。
中級の人は、おかしくなくても笑う。
上級の人は、苦しい時こそ笑う。
馬鹿と言われて、「…ふふふ、どうして解るの?」
それが上級者であるといわれました。
そんな会話をする女性になりたいものです。
(研修委員:佐藤 志保子)