5月23日(金) に KKRホテル仙台 3F 朝日の間にて
平成26年度仙台広瀬倫理法人会 倫理経営講演会が開催されました。
↑ トップ写真は、開会あいさつをする宮内会長。
参加者は、70社77名の大盛況。
↓ ↓ ↓
講演内容も、実践に裏打ちされた内容で素晴らしかったです!!
以下、講師と講演要旨です。
■ 事業体験発表: 真行寺 廣始 様 (一社)倫理研究所 法人レクチャラー
茨城県倫理法人会 幹事長・株式会社マコトサービス 代表取締役
テーマ: 「鬼の形相が・・・穏やかな美人に」
株式会社マコトサービスさんは、ホテル・ゴルフ場・結婚式場などの清掃、病院・介護施設などの院内感染防止業務などをされています。
2001年、茨城県龍ヶ崎市倫理法人会に入会。
<講演要旨>
2008年に念願の大型ホテルの清掃業務を受注した。
売上は一挙に3倍に増えたが、人員も5倍になり、逆ザヤで大赤字、
2年目には銀行融資もストップした。
業界のステイタスともいえるホテルであったが、結局2年半で撤退を余儀なくされた。
この間、奥様の献身的な応援、反抗期の長かった娘さんの応援を受けることができ
「夫婦は一対の反射鏡」「子は親の心を実演する名優である」ことを実感した。
大橋県会長の指導、富士研での指導などにより、三つの実践目標を決めた。
①父母、祖先、妻への感謝の念を深め、お客様への奉仕に全力を尽くすために、毎朝仏壇へ祈る。
②「言葉は魂の発動なり」を忘れずに、マイナス言葉を戒め、自他ともに爽やかに、元気になるプラス言葉で暮らすよう努める。
③経営理念を深掘りし、目標・ビジョンを社員と共有するため、会議を定例化して社員満足の会社を目指す。
苦難を楽しみ、客観的な自己観察をすることで大いなる喜びが待っている。
■講師: 野中 寛治 様 (一社)倫理研究所 研究センター 担当理事
テーマ:「繁栄の法則 ~倫理経営のすすめ~」
野中講師は、塾の経営をしておられたが、奥様のお母様のご縁で倫理研究所に入所。現在は、研究センター担当理事として、倫理を実践に生かす研究をされています。
<講演要旨>
今回は、「繁栄の法則」というテーマで、倫理運動の創始者 丸山敏雄の言葉を引用しながら、お話しいただきました。
①自分を忘れて人のために働く、ただ人のためを思っての事業経営は、術エニアグラムの人から喜ばれ、周囲の人から支えられ、助けられていく。
②倫理は、順序である、秩序である。働く人は、働いた後に報酬を得るのが順序であり、経営者は、まずできる限り給与を与える。順序を正しく守れば、事業経営はやすやすできるものである。
③目の前にきたあらゆる機会をとらえて、断固として善処する人、一度こうと決めたら、終始一貫やってやってやり抜く人、これが世に言う成功者である。
④奇禍にあった場合、恐れ、憂え、怒り、急ぎ等々の私情雑念をさっぱりと捨てて、運を天に任せる明朗闊達な心境に達した時、必ず危難を逃れることができる。
⑤世の中のすべての苦難を解決する鍵は、「はたらき」である。何にも思わない求めない、喜びにぬれ、気軽にいそいそした働き、はりきった生きた働き、進んで迎えて力いっぱいの働き。世の中のことは、何事も働きでかたがつく。
(文責:広報委員長・反田)