ホームスイートホーム

■無添加住宅という家づくり
近年、屋根材といえば、人工スレートが主流です。この材料はセメントと石綿です。石綿はアスベストではないのですが、両方とも構造的にはよく似ていますので、体にいいはずがないと思われます。そこで、天然素材の屋根ができないものかと国内外で探しました。

スペインとフランスの間にアンドーラという国があります。ピレネー山脈の高地に位置する自然に恵まれた環境と、豊富な天然粘板岩が産出する地方ゆえに、現地の家の屋根がすべて天然石で葺かれているのです。しかも築後300年経った家でもまったく美観を損なわず存在し続けるのを見て、「これだ」と思い、日本で石を葺いてみたのです。試行錯誤を繰り返し、釘で止めるのではなく、石を引っかける独自の工法を考えだし、これにより、石葺きを可能にしました。しかも石葺きのすき間を利用して、屋根部の熱を自然の風力で自然換気することで従来の屋根以外上の涼しさを実現。さらに、天然石だから一切メンテナンス不要です。それが当社製の省エネ屋根システム[クールーフ]です。


自然な美しさと耐久性を兼ね備える天然玄昌石を使用しているので、生産するのに二酸化炭素を排出せず、再利用ができ、残材は土の中へ戻せる。こんなエコロジーな材料を使って、親子代々にわたり再利用していけば、使い捨て日本を変えていけるかもしれません。
私は古い友人の家に数年かぶりに訪ねる機会がありました。
その友人の小学生になる愛息子が真っ赤な顔をして加湿吸入器に向かっていました。

話を聞くと、その少年は小さな頃から重度のアトピーと喘息に長い間苦しめられているという事でした。
食べる物も制限されて、特に化学物質に強く反応してしまうということで、身の回りの物にも気をつけなければならない程。
すると友人から家の壁紙などの建材にもアレルギー反応を起こしてしまう!ときいて私は家を建てる仕事をしている者として肩身の狭い思いがしました。

シックハウスの問題は新聞・テレビ等で知ってはいましたが、今まで私自信その事に対してあまり気にもしていませんでしたし、この少年に出会わなければ今後も気づく事はなかったと思います。
そのとき私は健気に加湿吸入器に向かう少年に誓いました。
君たちアレルギーに苦しむ子供たちの為に自然素材を使った無添加住宅を造ろうと。
しかも若い子育て世代の人たちでも買える安い価格でと...。
日本の住宅には塗料や接着剤に使われるトルエンやキシレンなどの有機溶剤、ビニールクロスの可塑剤、合板に染み込ませた防腐剤、畳の防虫剤など実に多様な化学物質が使われています。

「無添加住宅」は、シックハウスの原因といわれるこうした化学物質を一切使わない天然素材の家なのです。たとえば、接着剤は化学棚の代役として米糊や膠(にかわ)を使用。防虫、防錆には化学物質の代わりに柿渋や塩を使っています。また、ビニールクロスに代わる内装素材としてオリジナル漆喰(しっくい)を開発するなど、極限まで自然素材にこだわりました。

すでに「無添加住宅」や無添加仕様のリフォームによって、シックハウスの症状が改善されたという報告も相次いでいます。化学物質を使わない究極の健康住宅「無添加住宅」をぜひ体験してみてください。
ホームスイートホームは地球環境に配慮し、人にやさしく、喜んでいただける家づくりを提供するために日夜努力を重ねてまいりました。
低価格で高品質のローコスト住宅は、住宅業界に一石を投じました。そのローコスト住宅をベースに、高齢者にやさしいユニバーサルデザインの住宅を提案。定年後を快適に過ごせる個人のライフスタイルにあった50歳からの家づくりに着手しました。

そしてさらに進化したのが"家族の健康を守る家"、すなわち「無添加住宅」です。

化学物質によるシックハウス症候群は、研究が進むにつれて見えないところでますます脅威を及ぼしています。ホームスイートホームが新たに取り組む健康住宅に、ぜひご期待ください。




シックハウス症候群は、化学建材や接着剤、塗料に含まれる有機溶剤などの化学物質が原因で人体に悪影響をもたらす病気です。
新築やリフォームされた家に引っ越した途端、喉の痛みや頭痛、目がチカチカするという症状に見舞われるケースが少なくありません。シックハウスは人体に蓄積された化学物質が許容量を超えると発症するといわれ、誰もが「今まで平気だから大丈夫」とは断言できないのです。

また、シックハウスの症状がさらに深刻になると化学物質過敏症になります。整髪剤や芳香剤にすら過敏に反応してしまい、日常生活に支障をきたします。やがて自律神経症状などが現れ、身体の機能が麻痺してしまう怖い病気です。これらの問題は決して他人事ではありません。
ある調査によると台所で重大な化学変化が起こり、発がん性のあるダイオキシン類が高濃度で発生しているのではないかと推測されています。シックハウスや化学物質過敏症は寒い地方に暮らす女性、とくに主婦に多いという結果も見過ごせない理由です。

また、一方では化学物質による胎児への複合汚染も懸念されています。千葉大学医学部の森千里教授らの研究では、母親の身体に蓄積された化学物質がへその緒を通じて胎児に移行し異常をきたすという報告です。化学物質が人体に与える恐ろしい影響を、改めて私たちは認識する必要があるでしょう。

体に良くないものは使わない。こんな当たり前のことに目をつぶってきたのが日本の住宅産業です。コスト優先、均一な品質で大量生産するために、化学建材を 多用した住宅づくりが「シックハウス」を生み出したと言えるでしょう。




そこで私たちは、化学ノリをいっさい使わずに家を建てることはできないものかと、長年研究し、ついに体に良い、無添加の家を完成させました。さらに、建材などには天然素材を吟味して選び、究極の無添加を実現。化学物質を使わずに、自然で健康な家づくりを進める「無添加住宅」の誕生です。
私たちの作る無添加住宅では、接着剤の代わりに膠(にかわ)を使い、集成材には米のりを使います。塗装にはこめぬか、全て自然から取れるものです。

ただし、素材の安全性と共に、構造的な強度も同時に保たなければなりません。これがとても難しいのです。当然施工には様々な工夫を必要とされます。

しかし、そこに価値があると私たちは考えます。

戦前は、一つ一つの家は手間と時間を惜しまず作られていました。顔見知りの近所の大工さんや左官屋さんが長い時間を掛けて家づくりを行っていたのです。しかし、高度成長期に大量生産の住宅作りが求められ、手間や時間の掛からない方法が次々と開発されました。それがこのような結果をもたらしたのです。

家づくりに手間をかけること。それはこれからの家づくりに求められる重要なことなのではないでしょうか。
『無添加』とは何でしょう?
それは『無駄なもの、余計なものが入っていない』ということ。

無添加住宅は、化学物質を使わない住宅づくりのことです。
住宅に使われている化学物質とは、建材の中に含まれる接着剤や塗料に含まれる有機化合物や石油化学製品のこと。

接着剤は空気中に化学物質を放散させながら強度を保ちます。放散された化学物質は、呼吸と共に体内に蓄積されます。それが化学物質過敏症やシックハウスを起こす原因になると言われています。

現在、千葉大学が中心となったケミレスタウンプロジェクトではシックハウス症候群対策として化学物質を一切使わない街づくりを行っています。実験棟として無添加住宅を建設し、実際に化学物質化敏症の方に暮らしてもらうことで学術的な証明をしようとしています。

しかし、現代社会は化学物質の恩恵に預かっているのも事実。化学接着剤は便利ですし、合板や集成材は一定の品質が保たれている。しかし、便利さや合理性だけを求めた結果がシックハウスを招きました。そういった物質を使わない家を建てたい、それが無添加住宅の理念です。