パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たち
2004/1/25 [DVD] 映画ノート2004 カリブの海賊といえば、ディズニーランドの有名なアトラクション。 この大好きなアトラクションの場面がそのままに登場する。 鉄格子の中から、カギを加える犬をおびき出そうと骨をさしだす 囚われの海賊たち、海賊たちの住む島の狂騒あふれる様子、 おなじみの場面が映画のワンシーンになって現れるのは それだけで何ともうれしいもの。 だけど、この映画の楽しいところはそんな既存の設定だけじゃない。 なにより、登場人物たちの造形が優れていて、おもしろみもそこにある。 特に、ジョニー・デップ演じる、伝説の海賊船の元船長ジャック・ スパロウがいい。 どう見てもうさんくさい出で立ちといい、海賊船の船長らしからぬ 軽口をたたきながら煙に巻くその立ち回りといい、 画面に出てきたとたん、その一挙一動にどうしても視線が釘付けに なってしまう。 呪いをかけられた海賊たちにとってカギになる青年ウィルを演じる オーランド・ブルームも、ジョニーの怪演をソフトに受け止めて 嫌みのない好青年ぶりで感じがいい。 キーラ・ナイトリー演じるエリザベスは、私が大嫌いな「ありがちな 足手まとい系ヒロイン」じゃなく、自ら戦いに挑んでいき情熱的 ながらも賢いヒロインで、これまた嫌みのない美しさ。 バランスよく、気持ちよく楽しめるエンターテイメント作品でした。
2005.07.15