株式会社Forex/季楽な家開発奮闘記
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『季楽な家』 コンセプト
無添加素材の特性や美しさを活かしながら、古来より日本人の中にあるDNAに合わせた家造りをすることが、私たちフォレックスの提案したい家造りです。
特徴としては、多くの無添加素材の持つメリットを最大限に引き出すこと。ただ単に自然素材を使うから健康住宅とこだわるだけでなく、山形県の気候に適した断熱・気密性能を整えながら、住まい手の将来の暮らし方まで、十分なプランニング力でお応えするフルオーダーの住宅です。
自然素材と健康
住まいとは、そこに住む人が心・身体とも健康に過ごせることが何よりも第一条件です。
シックハウスで住む人の健康が害される問題は、建築材料に含まれる化学物質が原因の一つとされています。自然素材を多く採用する理由に、人体に有害な化学物質を発生させない材料を使えばいいという発想があるからです。
また、無垢の柱そのものには湿度を調節する特性を持っていて、日本のような夏暑くて冬寒いといった高温多湿な気候には実に優れています。他の自然素材にも多少なりとも空気を清浄する効果や湿度を調湿するなどの特性があります。
日本は地震が頻繁に発生する地震大国です。
いまだ記憶に新しい阪神淡路大震災や新潟中越地震。一瞬にして多くの犠牲者を出したこの震災を教訓に、私たちはまず丈夫な家であることが良い家の条件であると考えます。
私たちの住む山形県の過去を振り返ってみると、台風による水害・風害・地震による災害は比較的少ない平穏な土地柄です。でも災害はいつやってくるのか誰一人予測はできません。現に山形県の地下層にも将来の地震をうかがわせる活断層があり、これから30年以内にマグニチュード7クラスの地震が発生する確率が3%もあるのです。
家族の生命や安全を守るシェルター的な要素は、裏付けられた数字と照らし合わせながら、構造・間取り・耐震性・メンテナンス性を十分に考慮した設計プランを練り上げていきます。
デザイン性
デザインは、住まいが丈夫であることが大前提の上で考えるのなら良いのですが、外観を斬新にデザインしようとして、そのために壁の凹凸や無駄な意匠をするという考えには賛成できません。私たちの設計する家はとてもシンプルに見えます。
耐震強度や無駄のない熱効率を盛り込んでプランニングすると、シンプルで省スペース的な要素が図面上に現れてきます。
また、山形市内ならさほど気になりませんが、県南・県北の一部で積雪の多い土地にお住まいの方は、耐雪の対策も必要とされます。そうなると、シンプルな屋根形状にした方が除雪など労働の軽減としてメリットが出てきます。私たちは使い勝手を考えシンプルでも、最大限の魅力的は外観を提案します。
環境に配慮した家づくり
私たちは地球上の自然環境の中に共生していることは紛れもない事実です。最近、自然環境への見直しが世界規模で行われています。
日本でも現在の二酸化炭素を6%削減しようと国をあげて取り組んでいます。消費するエネルギーの効率を無駄にしない家づくりは、地球環境への配慮です。
本当のエコロジー住宅とは、やがて構造躯体は残して再利用(リフォーム)する、又は土に帰すといった連鎖も必要ではないかと考えます。私たちは、いつまでも後世に継いでいってもらいたい家として『季楽な家』への想いがあります。
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ロハス新民家 『季楽な家』
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『季楽な家』に対する想い
家を建てるということは、お施主様にとって一生涯の大事業。だから一切手を抜かない。それが流儀。
お施主様にとって、組織の小さな私たちに一生涯の家づくりを任せるということは、不安に感じる方も多いかと思います。ブランド力のある大手ハウスメーカーであれば、安心できるという心理も十分理解できます。だからこそ、私を信用していただいたお施主様には、とことん尽くしていきたいと思うのです。
年間棟数で比較されると確かに心細いかもしれませんが、大量生産、規格型の住宅だけで利益を上げていきたいとは思っていないんです。一生涯の家づくりを大成功させるために、
「お施主さまと一緒に喜び、楽しみを共有しながら、仕事をしていきたい」
と、私たちはそんな風に考えています。
山形の四季を楽しむ。人が『自然のリズム』で暮らせることが大切です。
こんな地方田舎の山形でも、朝の出勤時や帰宅時には交通量は増え渋滞もします。不快な気分がピークに達した時、ふと窓越しに映る季節の移り変わりにホッと感じたこと。自然豊かな土地柄で、休日に家族や友人と、山や海へ出かけたときの開放感とその空間を癒しに感じたこと。これは、人間誰もが持っている
『自然のリズムで暮らすことは快適なもの』
という潜在意識の表れです。
高度成長期を経て今日に至るまで、私たち日本人の暮らしはとても豊かになりました。1990年代からの家造りを振り返ると、大手ハウスメーカーに代表されるように、地域の気候・風土など関係なく同じ仕様に、どれも代わり栄えしない外観。企業の売り上げ収益を最優先するあまり、建築施工が簡単にできる造り手側の都合にあわせた工法が盛んに開発されてきました。
現在の日本は、様々な工業製品生産国で、高度な精密性であることが世界各国からも認められています。特に建築に使用される建材などはその最たる例で、精度に乏しいことはクレーム品とされ、使い物にならないとされています。戦後の高度経済成長は私たちの生活に、様々な利便性をもたらしましたが、その反面失ってしまった物、忘れ去られてしまった物の方が、最近になって多いように感じます。
現代社会のストレスを抱えながら、いつのまにか工業生産品に慣れてしまい、あふれかえる物に囲まれて暮らすことが、快適さ・心地よさをも、錯覚させているように思えてなりません。
そこに住む人がリラックスできる空間とは、ストレスを感じないことが第一条件です。
日本人が経済的な豊かさから忘れて失しまったもの、それは心の豊かさや四季との共生といったロハス的な心の癒し空間。 人が心地よいと感じるとは、
「ノーストレスの状態」
であることです。自然界にある無添加素材は、工業製品とは違い常に不揃いで同じ物は二つとありません。それが当たり前であり、自然であるという事なのです。
残念ながら、人の手によるイミテート形から、どきどきするといった感覚が一時的に得られても、心地よさ・癒しといった感覚を長期的に得ることはできません。ここに大きな錯覚があります。心地よさは決して均一な工業生産品には存在しません。不揃いで不均一な自然の中にのみ存在します。
今や住まいに対する要望は時代と共に変化してきました。今日の家造りに必要なのは、心の豊かさが満たされる家造り、ご家族の暮し方を大切にして、そこに住む人が癒される家造りなのです。
『本物の家って何?』って真剣に考えていたら、昔ながらの古民家にたどり着きました。
最近になって、多くの人々が気づきはじめたことがあります。それは、田舎暮らしに憧れて、昔ながらの古民家などを上手くリフォームして住みたいという人が急増しているということです。
突然ですが、皆さんは旅行に行ったら宿は
ホテル派ですか?
それとも
民宿派ですか?
私はと言えば、民宿派です。それも古くからある建物が大好きです。
昔ながらの日本建築の特徴である高い天井や、家族団らんのスペースには囲炉裏があったり、長年家族を見守り続けてきた木組みの造形美や、幼少の頃身のたけを柱に刻んだ傷を見ると歴史を感じさせてくれたりします。長年住む人を守り続けてきた太い梁に黒い柱や自然素材に囲まれた空間にいることが理屈なしに人や体が癒されて心地良さを感じたりします。
今では洋服も着たりソファーに座ったりしますが、靴は脱いで普通に生活しています。昔、素足から感じとったあの土間の感触は今でもなんとなく覚えています。これは、日本人が先人より脈々と受け継がれてきた
「DNA」
だと私は思ったりしています。
そんな日本人の
「どこか懐かしい」
とか、
「なぜかホッとする」
といった感覚を大切にして、
『季楽な家』
に反映したいと、私たちはそんな風に考えております。
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ロハス新民家 『季楽な家』
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『季楽な家』外部仕様
『季楽な家』
は、
「エアサイクル工法+外断熱」
を採用しています。
その最大の特徴は、パッシブであること。
空気・熱・湿度をコントロールできることは、木造住宅の弱点を克服するということです。
その結果、資産価値の高い建物を建築することが可能です。
■コラムベースベタ基礎
地耐力20kN/�岼幣紊紡弍�するベタ基礎工法です。
コラムベースシステムは、
「住宅型式性能認定」
を取得したオリジナル基礎工法です。家の中で一番入りたくない場所である「床下」の環境を改善し、健康な床下空間を実現します。
■基礎間パッキン
コラムベースシステムでは、従来内部布基礎を省略したことと、断熱、安全性にすぐれた基礎断熱型枠材
「プラキソ」
を使用することで、施工の合理化が図れ、工期を5日〜7日短縮できます。また、現場に廃材がでることがなく、環境にも安心です。
■屋根用断熱材シャルーフ
・地球にやさしいノンホル、ノンフロン断熱材による断熱効果
・確実な通気層の確保による排熱効果
・アルミ箔を利用した輻射熱反射効果
■壁用断熱材CMボード(内側)
・日射面用はポケット構造により空気の流れの動力源となります。
・素材はポリスチレンフォーム(自己消火性)。 厚みは55mm
・隙間を少なくするための相じゃくり加工
■壁用断熱材CMボード(外側)
・防湿フィルムにアルミを蒸着させて、夏の熱を反射する仕組みになっています。
■開閉式床下換気口
基礎配筋間に施工可能となり、配筋切断による基礎耐力低下に役立ちます。
・表面グリルは耐久性を考慮したステン製。
・手動開閉式とサーモ(自動)開閉式の2タイプ。
■樹脂サッシ
アルミサッシ外窓(3mmガラス単板)にメルツェン断熱内窓を組み合わせますと、単層アルミサッシと比べて約3倍。また、従来の二重窓以上の断熱効果を発揮します。このすぐれた断熱性能を灯油使用量に換算すると、冬期の暖房用灯油は従来の二重窓と比較しても250リットルの節約が可能となります。
■アリダンシステム(防蟻処理)
・防蟻力が永く、防湿効果も優れています。
・水質汚染がありません。
・融資住宅工事共通仕様書に適合する工法です。
・5年間、500万円までのメーカー修復保証付です。
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ロハス新民家 『季楽な家』
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『季楽な家』内部仕様
基本的に
『季楽な家』
は、化学物質をできる限り排除したフルオーダー(自由設計・注文住宅)の家です。若い世代の方でも、限られた建築予算内で無添加・自然素材を、ふんだんに使った家を建てたい。日本人の美意識や伝統文化を現代風にアレンジした設計の力と、独自の省コスト化で本物の木の家を実現させました。
無添加・自然素材
『季楽な家』
の室内は、無添加・自然素材をふんだんに使用することで、マイナスイオンがいっぱい放出されます。自然素材は吸放湿性が高いので、梅雨どきは湿気を吸いとり冬は湿気を補うなど、さわやかな室内環境を維持します。
五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)を刺激をすることで、人の感性は豊かになります。
特に、赤ちゃんには最適で素足で無垢の床をハイハイしたり、ヒノキの腰壁などを触ったりすると、気持ちがいいと脳を刺激して、知らず知らずのうちに五感を鍛え感性を伸ばすといわれています。
『季楽な家』
の床や柱材は無垢の桧や杉材、壁は漆喰塗りや和紙など無添加・自然素材を多く使用しています。
趣味・家族との接点
室内の建具は、引き戸をおすすめしています。設計段階で計画的な通風計画をしているので自然の風通しや換気に優れています。
間仕切り壁は構造計算上最小限に抑えることで、建具をあければ開放的な大空間を楽しめるように設計します。
趣味のガレージ・書斎・ホビーコーナー・工房など、暮らしを楽しむ自由な空間を実現します。外は家の一部と考えて、庭と家とのワンルーム化をご提案します。
木造美
昔ながらの古民家に多く見られるみられる真壁工法は、木肌の美しさと力強さに心がいやされて、なぜかそこの空間にいるとホッとします。
匠の技によって、組み込まれたそれぞれの構造材そのものが、構造美だけを感じるだけでなく、守られているという安心さえ感じることができます。
匠の技
戦後の高度成長期で、建築の工業化が進みプレハブと称し、住宅も工業製品化してきました。住まい手の心と身体の癒しの場であるべき住まいが、味気ない工業製品ばかりで完成させることには賛成できません。
『季楽な家』
では、職人さんの匠の技を生かした住まいづくりを大切にしています。
あえて、木骨をあらわにすることは、職人の腕の見せどころです。
日本の家づくりの伝統を継承する職人たちの手仕事といっても手の込んだ高級なものでなく、素材そのものの特性を生かすことを追求します。
住宅設備は自由にお選びいただけます。
『季楽な家』
の設備に関しては、特に仕様を決めていませんので、各メーカーのショールームやカタログを見ながら、一つ一つお打ち合わせをして決めていきます。
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ロハス新民家 『季楽な家』
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『季楽な家』設計ルール
■敷地に合わせた住まいづくり
形がよく、日当たり、風通しがよく、道路位置、高低差など、良い敷地の条件を挙げればキリがありません。
そんな敷地でないと、いい条件の家造りができないかというとそれは違います。
それぞれの敷地に合わせて練って、練って、練り上げてその敷地にベストマッチさせるのが設計の力です。
設計者はその土地を見ながら、光や風の入り具合はどうか?近隣との視線は?といったことを必ず敷地調査で把握し、その敷地条件にベストな家を設計していきます。
もし土地選びにお悩みの方がいらっしゃいましたら、ゾーニングプランをその敷地にのせてみて検討してみることをおすすめします。
規格化されている住宅なら、ただその敷地に出来上がったプランを乗っける方法もありますが、敷地の形状によっては、無駄なスペースができたりして現実的ではありません。
その点、注文住宅のゾーニングプランは、その土地に臨機応変に対応できます。案外、他の敷地に見ることができないメリットを気づくことがあります。
■風を読み、陽を取り入れる
明るくて風通しのいい過ごしやすい家をつくるには、設計の段階での採光・通風計画が大切です。
一年を通して陽を読み、風を読む推察力が設計者には求められます。
基本的な考え方は、夏と冬との陽の高低差。方向は南が一番日当たりよく、風は高いところから低いところへ吹くという性質であること。
当社採用のエアサイクル工法では、その特性を活かしてよりよい住まいのあり方をご提案しています。
■夏は涼しく、冬は暖かく
通風性よい家を設計することは、高温多湿な日本の気候ではとても重要です。
風の流れを良くすることは、風の入口・出口を的確に配置すること。風の吹く向きを合わせれば、自然と風が建物を通り抜けていく。このとき窓の高さや位置をずらすことで、風の流れが更によくなるため、室内の通風性は広範囲に広がります。
特に熱帯夜の少ない山形県の場合、風の確保がしっかりできれば、夏にエアコンなしで過ごすことも可能です。一年を通じて快適に過ごすには、家に断熱性を持たせる必要があります。
外気に逃げる熱を防ぐことができれば、冬の南から低い入射角度で入る日光を利用して室内を暖めることも可能になり、夏はエアコンで冷やした空気を逃がすことも少なくなります。
■開くと閉めるの両立
昔ながらの古民家にみられる間取りは田の字型が主流でした。建具を開いたり閉じたりすることで、光と風を取り込んだり、遮ったりすることを両立して、更に家に開放感をもたせることも可能でした。
現代の家造りにおいては、サッシュや外壁の断熱性能が飛躍的に向上し、仕切るといった室内よりも、オープンな空間を楽しむといった考え方が主流になっています。
吹き抜けなどの上下の位置関係も大切で、リビング階段などを利用し、家族との接点をかならず設けるといった設計も要望に応じて提案したい一例です。
■デザイン
家族の暮らしに合わせたプランは十人十色です。それぞれのライフスタイルがあって、それに合わせたプランは異なります。いろんな要望やこだわり、それを具体的に導き出してくれるのが設計の力です。
過ごしやすい間取りを導き出すためには、現在の住まいの不満点を解消して、新しい住まい方をイメージすること。
現在から、10年、20年後、さらに老後のスタイルも考え、仕切ったり開いたりと、臨機応変に対応できプランと、木造軸組工法の良さが納得していただけると思います。
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ゾーンニングプランで暮らしを陣取る
ご家族のライフスタイルによって、間取りはそれぞれ違います。間取りのプランニングにあたっては、そこに住む人の生活パターンや好みを確認することが重要です。
新しい住まいでは、どんな暮らし方をしてみたいか家族会議で話し合うことも大切で、現在の住まいに対しての不満点をご家族皆さんで共有することで、今後の住まいづくりに反映させたい
「約束事」
を見出していきます。
平面図を設計する際、それぞれの空間を分類して配置することを見ることを、
「ゾーニング」
といいます。2階建ての建物を建築するならば、上下二枚を透かして見ることで、一階と2階とのプライベートや、構造上の安全さも、比較的簡単に知ることが出来ます。
■1階ゾーニングプラン例
■2階ゾーニングプラン例
ソーニングプランは、住まいの初期の設計段階でいわば
「たたき台」
となるものです。設計者はこのゾーニングを駆使して、プランを練り上げてきます。
間取りの作成順序
STEP1
建ぺい率や容積率などの法的規制を調べ、敷地に建築可能な建物の規模を大まかに知る。
STEP2
家族で現在の生活スタイルを確認し、現在の住まいに対する不満点を洗い出す。雑誌やモデルをみて、今後住みたい家のイメージを収集する。
STEP3
敷地の調査で、敷地の風通しや日照状況、隣接する建物、前面道路の交通量などの条件を把握する。
STEP4
これまでの調査を踏まえ、大まかなスペースをゾーンニングする。このときのイメージは2候補ぐらいあると、今後の設計が明確になっていく。
STEP5
各部屋の配置を決める。各室の大きさや通風・採光が充分であるかを確認し、収納計画などの細かい設計に入る。
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この木なんの木?気になる木
私たちが住んでいる日本列島は、緑がとっても豊かで国土の約70パーセントが森や林という世界でも有数の森林大国です。日本人は数千年前から、これら森から生まれた樹木を使い、住まいづくりをしてきました。
樹木は大きくわけると2種類あります。
針葉樹
軽くて柔らかく加工も容易で狂いが少ないことから、住宅の
構造材
に主に使われています。
広葉樹
重くて硬いことから加工しにくく、よく乾燥しないと狂いがでてきます。
床材
や
家具材
として多くつかわれています。
伐採された木を輪切りにすると中心から一定間隔の幅で濃い色の部分があります。この部分を
「心材」
と呼び、その周りの部分を
「辺材」
と呼びます。
「心材」は成長活動をやめた細胞の集まりで、人間でたとえると骨の部分にあたりとても丈夫で強度があります。 「辺材」は、根っこから水や栄養分を吸収して、葉っぱからの光合成で得た栄養分を樹木全体に運ぶ、いわば血管の役割をしています。
「心材」は虫がつきづらい性質を持ち強度があり腐りにくいため、
主に柱などの構造材
に多く使われます。栄養分が多く虫がつきやすいとされる「辺材」は、主として
板材や下地材
などに使用されるのが一般的です。
そのまま用いてしまうと、
収縮や伸びなどの狂いが生じてしまって、壁や床の間の隙間やヒビ割れ・カビや腐れの原因
ともなってしまいます。
これを防ぐためには
「乾燥」
する工程が必要です。乾燥は
木材の強度
を増加させ、
湿度の調湿機能がよくなる
などのメリットもあります。乾燥方法には天然乾燥と人工乾燥の二つがあります。木材に含まれる水分の量は含水率と呼ばれ%で表します。
伐採直後の含水率は200%もあり、建築材として使用するためには
含水率を20%前後
まで下げる必要があります。フローリングや内装材は10%前後まで乾燥しているものがよいとされています
●スギ「杉」針葉樹・スギ科
日本国内にもっとも豊富にある木材で、学名に「ジャポニカ」の名がつくくらいです。真っ直ぐに成長することから「直ぐ木」が語源という説もあります。天然林で代表的なものは日本三代美林のひとつ秋田県の秋田杉があります。山形県内にも金山杉などが有名です。昔から家に使われてきたため、多くの人が懐かしい木目もっているなじみやすい木材のひとつです。
用途は屋根材や柱材などの構造躯体などに使用するのが主でしたが、最近では珪藻土や漆喰などと一緒に施工する腰壁材や、はだしで歩けるフローリング材として床材などに使用されています。
●ヒノキ「檜」針葉樹・ヒノキ科
スギと同じく日本を代表する針葉樹です。昔火おこしの木として使った火の木が語源といわれています。スギと共に大量に植林されて、東北の南部から九州まで広く分布しています。建築材として伐採してから使い始めて、200〜300年まで強度が上がり続けるといわれ建築材としては第一級木材として有名で、約1400年経っている世界最古の木造建築とされる奈良県の法隆寺五重塔もヒノキで建築されています。
用途は構造躯体どの部分にも使用されますが、主に水への耐久性に優れていることから、土台や柱などに多く使用されています。また、抗菌性にとても優れているため、最近では壁板やフローリング材としても使われ始めました。
●ヒバ「檜葉」針葉樹・ヒノキ科
正式な学名はヒノキアスナロといいます。北海道から九州まで分布しており、そのほとんどが天然林で、中でも青森ヒバは日本三大美林の一つとされています。代表的な建築物に、岩手県平泉町の中尊寺があります。ヒバから取り出されるヒノキチオールは、殺菌・防腐効果に優れており、医薬品や、白蟻駆除剤、食品の防腐剤としても広く使われています。ヒバにはヒノキとはまた違った特有の香りがあり、害虫への耐久性も抜群に強く、木材の中でも大変腐りにくい材料の一つです。
用途は、白蟻に強いことから土台などに多く使われます。そのほかヒノキと同じく柱や床、浴室など耐久性を求められるに場所に使用されます。
●カラマツ「唐松」針葉樹・マツ科
落葉樹の一種で、秋になると紅葉して葉が落ちます。成長が早いことから、北海道か本州中部の比較的寒い地方で植林が行われました。
用途は、床材に使用されることが多く、水に強いことから杭などにも使われてきました。乾燥技術や加工技術の進歩もあって、最近では狂いもなく油脂を取り除くことができるようになり、一部では集成材などにも使用されています。また、木目がくっきりとして美しいことから天井材にも使われるようになりました。
●クリ「栗」広葉樹・ブナ科
昔から栗の実を採取するために栽培も行われてきて、焼き栗や栗ご飯など、私たちの食生活においても昔からなじみのある木です。特長は、木目がとてもはっきりしています。木肌が粗く感じられますが、磨くと独特の光沢があり、現在の市場では高級材の1つになっています。
用途としては、耐水性に優れていることから、昔から土台材としての利用が多く使用されてきました。浴室やキッチンの水まわりにも使われています。
●ナラ「楢」広葉樹・ブナ科
一般に「ナラ」と呼んでいる木は「ミズナラ・コナラ」のことで、市場に出ているのはほとんどが「ミズナラ」です。外国産だと「オーク」ともいわれています。フローリングに使われている代表的な木材で、加工性に優れている上、木目の美しさには定評があります。
●チーク「Teak」広葉樹・クマツヅラ科
インドネシア、インド、ミャンマー、タイなどから輸入される代表的な外材です。堅く傷が付きにくいのでフローリングなどの仕上げ材に最適です。木肌はツヤのある質感で肌触りもその特徴があります。日に焼けていくと黄色系へ変化して経年変化を楽しむことができます。
●キリ「桐」広葉樹・ゴマノハグサ科
針葉樹に比べて木質が堅いとされる広葉樹ですが、広葉樹の中でも「キリ」は例外とされる樹種です。比較的やわらかいため傷が付きやすいのですが、へこんだ部分に熱湯をかければ元に戻るというメリットを持っています。和風の桐タンスはあまりにも有名です。
●パイン「Pine」針葉樹・マツ科
国産だと「松・マツ」と呼ばれる樹種です。主にフローリングで使用しています。カジュアルでどこか懐かしい印象を与えてくれます。素肌感を残した薄い塗装のものがおすすめです。
●サクラ「桜」針葉樹・バラ科
アズサはミズメやサクラとも呼ばれていて、本州各地に広く分布しています。特長は心材と辺材の区別がはっきりしています。用途としては、木肌が大変美しいことから、床柱や、上がり框、高級フローリングとして使われています。
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五感で楽しむ『季楽な家』
無添加の素材でつくられた家の一番の良さは、自然素材に囲まれる空間に心地よさを感じることです。自然素材がもたらしてくれるのは、素材の持つ吸放湿性や断熱性だけではなく、人の感覚に訴えるものも数多くあります。
●視覚にもたらすもの
木目をジーとみているとなんだか穏やかになる感覚は
1/fのゆらぎ
といいます。ひとつとして同じもののない木目は、人の心を癒す力があるといわれています。古民家の組んでできあがった木組みの美しさや力強さも、人に力を与えてくれるような感覚に陥ります。
●嗅覚にもたらすもの
それぞれの木には独特の芳香作用があります。防虫効果や人に与える心地よいというリラックス効果だけではなく、なかには空気清浄にする成分もあります。畳に使われるい草の香りや、構造材の木の香りもそのひとつです。
●聴覚にもたらすもの
昔から、コンサートホールの壁面には木が採用されてきました。木は音の反響のよい素材です。窓をあけて雨音や風の音や虫の声を楽しむ家こともできます。
●触覚にもたらすもの
触れると心地よさを感じられるのが自然素材です。無垢のフローリングなどは熱を逃がさないので冬でも暖かく、夏はひんやりと素肌に快適です。昔の古民家にみられた土間の感触などは、触れてどこか懐かしい心地よい素材のひとつです。
●味覚にもたらすもの
そこに住む人は空気を常に口に入れて生活しています。自然素材の中には、空気中のタバコの煙や匂いを吸収する力を持つものがあります。
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