二百十日
暑い8月も月末である。 日中は相変わらず30℃を超える暑さなのだが、夜から朝方はグッと涼しくなってきている。 うっかり、窓を開けたまま着どころ寝をしたら、夜中にのどが痛くて目が覚めた。 いやぁ、あぶない。 先月ひどいことになったのに、懲りていないなぁ(^^; 暦では、31日は二百十日。 立春の日から数えて210日ぐらいの今頃、台風がきやすい季節で、田んぼの被害が無いようにと風の神様に祈る行事があった。 10年ほど前まで、この地域でも、他の神様の前でご祈祷を行い、農家の方々にお札を出していたものだった。 台風の被害はそれほど多くないこの地域にあっても、この季節の風は心配であったのだろう。現代では品種改良や技術の向上などにより乗り越えることができるようになったり、稲作農家そのものがとても少なくなっていることもあり、「風祭り」は行われなくなったようだ。 けれど、台風がなくなったわけではなく、止めることもできない。 自然の前では、できることをやって、あとは祈るしかない、ということはまだまだある。 空がなんとなく秋をかんじさせる。 毎年この時期、田沢と三沢両地区で「戦没者慰霊祭」が行われる。 日清・日露の両戦争と、第二次大戦に関わる太平洋戦争などで亡くなった方々を追悼・慰霊し、改めて平和を祈念するという行事である。 今年は、友引きの31日(金)に執り行われた。 旧三沢公民館(現小野川会館)の敷地内に建てられている「忠魂碑」と「祈念の碑」の前に祭壇を設け、幕を張りテントを立てて、前日から式場をしつらえて遺族の方々とご来賓が参列し、三沢・田沢地区内にある寺院から6人の僧侶が出資しての法要となる。 地区の保育園児が献花し平和を祈る歌を歌って花を添える。 式辞や追悼の言葉を聴いていると、戦争に行き命を落とした多くの方々を慰霊し、そのためにも平和な世界にしていかなければならない、という誓いの言葉でもある。 私のように戦争を経験していない人が、日本人の70%を超えた今、これからは語り継ぐことが大切になる。 政治や宗教云々という問題ではなく、人の命という観点から考えていかなければならないのだが、そういう意味では慰霊祭のあり方というのも変わって行くのかもしれない。 8月が終わった。 家族もみんなごくろうさん。 9月も相変わらずバタバタしそうである。
2012.09.01