中津川で
8日、体育の日は秋晴れ。 早朝、大荒沢不動堂に登拝後は帰宅して、中津川へ。 それにしても、最低気温が10℃を下回ると寒いなぁ。 これからは晴れの日の朝ほど寒くなる。 紅葉も近い。 中津川へは、11月に実施予定の「草木塔めぐり 中津川編」の下見と調査を兼ねて行くことになっていたのだ。 中津川は草木塔の数においては、一地区としては最も多い。 22~23の草木塔が建っている。 ただし、江戸時代には比較的後期から5~6基、あとは明治・大正・昭和・平成と新しい草木塔が多いということが特徴になっている。 5~6基としたのは、かつてそこにあったと報告のある「幻の草木塔」が、現在確認できていないからである。 案内役の梅津さんと、おいたま草木塔の会のメンバーとで、中津川の小屋・広河原・宇津沢・白川…と巡る。 中津川は広くて、美しい山村である。 お天気にも恵まれて気分が良い。 草木塔が建っている地域というのは、惣じて景色が美しいと感じる。 主観的なことだと思われるかもしれない。 草木に命を感じ、供養の意味や何か想いを石に刻んでまで残そうという人がいる場所には、自然に対する意識が高い人が多いのではないかと思うことがある。 おおよそ10ヶ所の草木塔を見学。 そして、その何ヶ所かで地元の人に出会った。 その方々が、たいへん好意的に草木塔のことを教えてくださった。 しかも、とても事情に詳しい人で、新しい発見があり有り難いことだった。 地元の人にしかわからぬことがたくさんあるのだ。 地元田沢の人たちは、中津川で出会った方々のように説明できるのであろうか、心配になった。 これは、明治以後年代ごとに草木塔が建てられてきた中津川と、江戸期以来(平成9年に道の駅に建てられるまで)建っていない田沢との違いがあるのではなかろうかと思えた。 私たち、草木塔発祥の地を自認している者としては、ハッと気づかされたことである。 まだまだ学ぶこと、やることはいっぱいあるのだなぁ。
2012.10.10