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今こそ韓国に謝ろう

 韓国を理解するために、「今こそ韓国に謝ろう」(百田尚樹著)と言う本を読んだので紹介します。

第一章 踏みにじられた朝鮮半島 ~日本の統治下で行われたこと

①教育の強制。子供の自由を奪った。小学校を4271校開校、文盲率90%を改善、劣等文字ハングルを普及させた。10%の両班は、漢文を書いて、ハングルを下に見ていた。豪華校舎を作った。24の専門学校、75の中学校、75の高等女学校、133の実業高校、145の実業学校、一つの大学予科、22の師範学校、京城帝国大学。日本政府と総督府は、ほとんど教育制度がなかった朝鮮半島に莫大な資金と人的投資を行い、教育システムを完成させた。
②自然の破壊。山々の破壊、日韓併合当時、朝鮮の山は建築や燃料のために木を切って放置したので禿山だった。総督府は火田民に農業用地を与え、定住させて伝統的な焼畑農業を禁止した。総督府は約5億本の木を植樹した。

③鉄道による自然破壊。わずか100キロしかなかった鉄道を総延長距離6000km にまで増やした。

④河川の破壊。護岸工事やダムを作って川を破壊した。橋を作り、日本の橋は70年経ってもびくともしないのに、韓国の橋は15年で落ちた。

⑤海岸の破壊。港や防波堤を作った。

⑥農業を歪めた。耕地面積を倍に、さらに農業の効率を上げた。

⑦産業形態を歪めてしまった。農業国を工業国に変えた。
 併合前の朝鮮。類を見ない不潔さ、イザベラバード朝鮮紀行。貨幣が流通してなかった。民衆の中に諦めの境地がある。

第2章 伝統文化の破壊

①身分制度の破壊。貴族、両班、常民、賎民(七賎)戸籍の導入。両班の実態。恐ろしい特権、搾取階級、働かない。朝鮮の奴隷制度。奴隷が3割、人権も自由もない。

②刑罰の破壊。生きた人間の肉を切る凌遅刑の廃止

③シバジという代理出産の禁止。乳出しチョゴリの禁止。便を舐める嘗糞の禁止。

第3章 7奪の勘違い
・主権を奪ったという勘違い。清への服従は絶対、日本が朝鮮に主権を与えた。
・王を奪ったという勘違い。李王朝に敬意

・人命を奪ったという勘違い。三・一独立運動、暴動は単なる騒擾事件
・言葉を奪ったという勘違い。日本は言葉を与えた。
・名前を奪ったという勘違い。日本は名前を与えた 1940年 創氏改名
・土地を奪ったという勘違い。朝鮮人農民に土地を与えた
・資源を奪ったという勘違い。戦後の発展に寄与

 朝鮮人労働者の強制連行とは、職を求めてやってきた人へのマスコミの嘘。

第4章 ウリジナルの不思議
 多数あるが、テコンドーは日本の空手を基本に韓国が作ったスポーツ

第5章 日本は朝鮮人に何も教えなかった
・セウォル号沈没事件 三豊百貨店崩落事故
・モラルのなさが生んだ事故が多い。
・国際スポーツ大会での恥ずかしさ、勝てば何をしても良いという精神の貧しさ
・法概念を教えなかった罪 国際条約無視

第6章 慰安婦問題

 全ての罪は朝日新聞に。キーセンは外国人向け売春婦。売春防止法の成立で無くなった。

第7章 韓国人はなぜ日本に内政干渉するのか

 韓国人は日本を自国と思っている。

2024.08.29:dai:コメント(0):[学習]

日本にやって来たユダヤ人の古代史

 日本にやって来たユダヤ人の古代史(田中英道著)と言う本を読んだので読書抄録を紹介する。

 本当に日本にユダヤ人がやって来た。ディアスポラ(離散)になったユダヤ人は遊牧民族になり、太陽の昇る方向(東)に向かって、弥生時代(紀元前10世紀)から大和時代(6世紀)にかけて、5つの波でやって来た。

 聖書と日本神話には似た部分がある。聖徳太子は馬小屋で生まれ厩戸皇子(うまやどのおうじ)と呼ばれ、つばの広い帽子に長く伸びたあごひげ、高い鼻に髪を左右に分けて束ねた髪型、明らかにユダヤ人を思わせる埴輪が茨城や千葉など全国から出土している。日本語の3000語がヘブライ語から来ている。日ユ同祖論とは違い、日本の文化を受け入れ同化した同化ユダヤ人である。

 エジプトの奴隷となった同胞をモーゼが導いてカナンの丘にやって来た、紀元前10~11世紀が第1波である。スサノウと呼ばれ高天原の神として具現化。八岐大蛇とは大洪水のことで、草薙の剣は原日本人の剣であり治水を行った。

 紀元前722年、アッシリアに追われた10支族の流れである。ニギハヤヒの大和国家成立に貢献した。サルタヒコは天孫降臨、鹿島から鹿児島へのニニギノミコトの海の移動を先導した。紀元前660年頃である。

 紀元前3世紀、秦の始皇帝の命で徐福がやって来て、波状的に秦氏がやって来たのが第3波である。

 応神天皇の4世紀頃、中央アジアの弓月国からユダヤ人グループが渡来したのが第4波である。

 ユダヤ人渡来の第5波は、ネストリウス派がキリスト教の異端とされ排斥されたが、新羅に迫害を受けている所を天皇家に助けられ、やって来て蘇我氏となった。古墳や神社や猿楽を生んだ。

第1章 聖書で読み解く古代ユダヤと日本のつながり

 「申命記」にはユダヤ人の日本渡来を思わせる記述がある。ユダヤ人の来訪時期と日本建国の年号が一致した。紀元前660年。広隆寺に残るモーセの十戒の痕跡、十善戒があり、秦河勝が秦氏の氏寺として創建。秦氏はネストリウス派のキリスト教徒。唐では景教と呼ばれ大秦寺と言う教会が作られた。京都に太秦の地を与えられた。(21代・雄略天皇)第二の建国は崇神天皇の時代。蘇我氏や土師氏も渡来人で要職を与えられた。同化ユダヤ人は祭儀(お祭り)が好きで、お囃子や相撲に影響が見られる。

第2章 ユダヤの異形の神々は大陸を横断してやって来た

 高天原の正体は縄文時代に存在した日高見国だった。鹿島神宮や香取神宮の近くに高天原の地名がある。日高見国を統率したタカミムスビノカミの系譜は天皇家に繋がる。寒冷化を原因として東国から西国に人口が移動し、日本の中心も西に移動した。「新撰姓氏録」から多くの帰化人が東国に送られた。秦の始皇帝はユダヤ系だった。荘襄と趙姫の子であるが、丞相の呂不韋(ロフィ)の子と言われる。相撲の語源はシュモー「彼の名前」と言うヘブライ語。仁徳天皇陵はクフ王のピラミッドより大きくユダヤ人の土師氏が作った。アメノウズメの真衣は遊牧民族的だった。アマテラスを外に誘い出すため裸体で舞った。その末裔は稗田阿礼で秦氏だった。秦氏は平安京の遷都や造成に関わり、周辺の神社を創建した。西へ移動した日高見国の人々が前方後円墳を築いた。ユダヤ人の技術力と蓄財力が巨大古墳の造成に繋がった。フリーメーソンの知識と技術が使われた。稲作が朝鮮や中国から伝わったとするのは誤り。太安万侶の言語能力はユダヤ系の特徴。古事記を編纂。スサノウはユダヤ系だった。ヘブライ語でスサ・ノファ(安息地にたどり着いた武人)。ユダヤ人の日本渡来を証明する人物埴輪。帽子とミズラとあごひげ。サルタヒコ、ヤマトタケルも渡来人か?

第3章 日本語に残されたユダヤ人の痕跡

 ヘブライ語の「アタ」は「あなた」。「はっけよい、のこった」もヘブライ語。「ミカド」はヘブライ語で「偉大な人」。侍は「守る者」シャムライ。国歌「君が代」はヘブライ語として読める。

第4章 新しい埴輪学が明らかにする同化ユダヤ人の姿

 東国に武人埴輪が多く出土。美豆良(ペイオト)を付けた人々がシルクロードを移動してやって来た。同化ユダヤ人・秦氏は能を生み、灌漑技術をもたらした。松尾芭蕉はユダヤ人の感覚を受け継いでいた。埴輪から神社建築のルーツが分かる。

第5章 秦氏ユダヤ人は蘇我氏の事件を見て日本への同化を決めた。

 出雲の勢力は日高見国へ国を譲り諏訪へ進出した。スサノウの蓄財力はユダヤ的。同化ユダヤ人は神武天皇(=崇神天皇)の国作りを助けた。蘇我氏はネストリウス派のキリスト教徒だった。蘇我氏の滅亡を見た秦氏は一神教を捨てた。

2024.07.08:dai:コメント(0):[学習]

日米戦争「真珠湾と原爆」を望んだのは誰か ルーズベルトとスチムソン

 日米戦争「真珠湾と原爆」を望んだのは誰か、ルーズベルトとスチムソン(渡辺惣樹著)と言う本の抄録です。

 私たちは、GHQによる近現代史の歪んだ歴史解釈を見直すべきである。

 ルーズベルト大統領の本当の敵は誰だったのか?対独戦争参戦を望んでいたフランクリン・デラノ・ルーズベルト大統領、参戦を肯んじなかった米国民の非干渉主義があった。

 真珠湾攻撃を恐れていたハワイ州民。震えながら真珠湾奇襲の一報を待っていたルーズベルト大統領。コーデル・ハル国務長官は暗号解読して、攻撃情報をハワイ地元紙に1週間前にリークしていたと言う。

 原爆を落とした男ヘンリー・スチムソン。彼は日本の満洲権益を認めず、リットン調査団も無理解で、悪の枢軸国と決めつけられ、日本への包囲網は、アメリカ・中国・ソビエトにより行われた。

 待ち焦がれた真珠湾攻撃。ルーズベルト大統領の狙い通り、悪の枢軸国を叩き潰すチャンスを得た。奇襲攻撃と思わせるよう、米国民には最後通牒ハルノートは隠蔽された。

 日米開戦直前、マンハッタン計画が動き出した。ドイツ降伏後のポツダム会談中に実験成功。チャーチル首相の一押しがあり、スチムソン陸軍長官は白人以外の黄色人種の国・日本への投下を決めた。敗北同然の最後の場面で、原爆を使用する必要は無かった。

2024.06.04:dai:コメント(0):[学習]

日中友好侵略史

 日中問題を語る上で必読書と言える「日中友好侵略史」(門田隆将著)を読んだので、読書抄録にまとめる。

 1949年、中国の対日工作を廖承志(りょうしょうし)が全面的に担当することになった。左翼以外の自民党のターゲットは松村謙三、趣味のランの花で工作を開始した。同時に、公明・創価学会へも工作、有吉佐和子が仲介し、池田大作が日中国交正常化を提言した。

 角福戦争の中で 、日中国交正常化がテーマになった。その頃、キッシンジャー大統領補佐官が極秘訪中して、ニクソンショックで世界の流れが変わった。国連への中国加盟と台湾追放がテーマになった。当時、中共はソ連と敵対して、西欧に友好国を求めていた。山形県選出の衆議院議員・木村武雄は、石原莞爾の「世界最終戦争論」から洞察して日中国交回復を実現するべく田中角栄の政権を目指した。大平もこの動きを察知していた。日中国交正常化を掲げ、総裁選で田中角栄が福田赳夫を破った。

 周恩来首相は、竹入公明党委員長との会談で戦時賠償問題を無くすことを示した。その後の膨大なODAによる中国援助があり、賠償より遥かに大きなものになった。椎名特使は台湾との交渉で日華断交とは言わず、今後も従来通りに継続すると述べた。

 1972年、田中訪中団は全ての情報を把握され、戦争中の表現に難癖をつけられ攻勢を強められてきた。日本は戦争を通じて中国国民に重大な損害を与えたことの責任を痛感し深く反省する、と言う文言で共同声明が発表された。周恩来は田中角栄に「言必信、行必果」の言葉を手渡した。「言ったことは必ず行い、行うことは必ず果たす」の意味で、今の政治に関わるものは小器のもので論じるに足らないとの意味。そこに田中角栄の小物ぶりに深い皮肉と軽侮が表れている。

 鄧小平がやって来て日中友好絶対主義をもたらした。1989年、天安門事件が勃発し、人権弾圧が世界を驚愕させた。世界が中国への制裁を取ろうとした時に日本が反対し、天皇訪中で制裁を解いた。

 1998年、江沢民は日本軍国主義が侵略行為を行い中国人民に大きな災難をもたらしたと発言し、反日教育を始めた。中国の共産主義は既に破産しており、民族・愛国主義に変わっていた。橋本龍太郎総理は、中国女性工作員のハニートラップに掛かり、機密情報を漏洩した。その後も自衛官の情報漏洩などハニートラップは後を絶たない。百年国恥とは日本への恨みを指す。千人計画に日本人研究者が好待遇で呼び寄せられ、学術会議は喜んで中国に協力している。

 安倍晋三はトランプを抱き込み、アメリカはようやく中国の狙いに気付いた。対中非難決議さえ出来ない、二階俊博や自民党・公明党の親中・媚中の政治家たちが、日本の行く末を誤らせている。
2024.05.20:dai:コメント(0):[学習]

新戦争論

新戦争論(小林よしのり著)を読んだので、読後感と自分の価値観と共鳴した部分を紹介する。

 日本はアメリカと一体になって戦争する「普通の国」になるか?イラク戦争を検証すると自ら考えないといけない。「保守」なら主体を日本に置くべき。アメリカに感化される「保守」はあり得ない。国連人権委員会の不作為の罪。国連はアメリカを追求するべき。民主主義は万能ではない。大国の属国にならず、国家の存続と道義のためなら戦争も辞さない覚悟を持つことが「保守」である。まだまだ日本人は「閉ざされた言語空間」の囚人である。

 靖国神社を守るのではない。英霊が守りたかった日本を守るのだ。英霊となった少女たちの顕彰をさせず、犠牲者だ無駄死にだとしてきた戦後の平和主義は、死者を冒涜し遺族を踏みにじるものである。国民主権なら徴兵制である。リベラル(自由)派は、無制限の自由が人を孤独にし、人も社会も不自由にすると言うことに気付かねばならない。売春を罪悪として差別する感覚が日本人にはない。グローバリズムを受容する者たちが、慰安婦「性奴隷」の価値観に抗うことはおかしい。日韓基本条約に立ち返れ。
2024.05.06:dai:コメント(0):[学習]