行動してこそ偶然に合える
人間の脳は、本当に不思議な能力を持っている。 「欠点が長所になる」というのもその一つである。 例えば、コミュニケーションこそが人間の知性の本質である。 だからといって、スムーズに他人と折衝できる人だけが大成するわけではない。 弁護士は言うまでもなく、人と面談し折衝するのが仕事の大部分を占めている。 人づきあいが苦手というのは致命的のように思えるが、宇都宮さんのように欠点を逆手にとって、他の誰も生み出し得なかった仕事の流儀を確立する人もいる。 そのような独自のスタイルが、人づきあいが苦手であるという欠点を克服するところから生まれているという点に、しみじみと味わうべき人生の真実があるように思う。 社会は一つの複雑な生態系である。多様な人間がいて、いろいろな仕事がある。 自然における生態系の中に様々なニッチを占めるユニークな異彩を放つ生物がいるように、どんな人でも、必ず自分にあった居場所を探すことができるはずである。 By茂木健一郎 (プロフェッショナル仕事の流儀2より) じつは私も人づきあいが苦手でセールスに挫折した経験がある。 それを克服し、これまでやってこれたのは、できるだけ人に会わないでセールスする方法をひたすら考えたこと。 訪問より電話、電話より手紙。特に手紙は、こちらの言いたいことが確実に伝わる最高のコミュニケーション手段だ。 今の時代にこそ、手紙の威力は増しているのではないか。
2008.02.27