成功への道を歩めたキッカケ
30代までは平凡な左官だった挟土さんが、カリスマとまで言われるようになったキッカケはなんだろうか? 左官に関する、素晴らしい文章を読んだんですよ。土には黄色い土と赤い土とがあって、 粘性があって、こういうふうにひび割れるのも美しいとか、左官という仕事がいかに素敵であるか、 というようなことを実に豊かな表現で書いている方がいたんです。 その方の文章を読み続けているうちに、いつの間にか自分の腕が上がっていったような気がします。 ずっと枕元において、繰り返し読んでました。 練習とは別のもの、言葉とか気持でも腕は上がっていくんだなと思いました。 言葉の力というのは、すごいものがあると思うんです。いい言葉を聞くと、そこからパーッとイメージが広がったり・・・。 自分があって、風景があって、風景が言葉になって、すべてが一つのサイクルになっているような気がします。 (プロフェッショナル仕事の流儀3より) 挟土さんはアーティストであり、ロマンティストですね。 言葉は命といいますが、物事の本質をつかんだ言葉は感動と共に、時に人生をも決定づけます。 私も、田辺昇一先生の「人間の魅力」に出会ったからこそ今の自分があると思っています。
2008.03.24