生徒を伸ばす教えの極意
竹岡の教え方の基本は、英語の世界を映像でイメージさせること。 身振り手振りを交え、言葉のイメージを伝える。 厳選した英単語を、ときには語源にさかのぼって説明する。 「universeのverseは“回る”やね。宇宙のイメージね」 ホワイトボードにぐるぐるっと円を描き、回るイメージを伝える。 一つの単語に30分かけることも珍しくない。 ここに、竹岡が大切にしている信念がある。 「遠回りこそ近道」 勉強はね、遠回りしたほうが絶対いいわけ。 早く済ませて片付けてしまおうとするとダメね。 身についてこそ勉強だと考える。 「では質問がある人」 塾の名物、質問だけの授業が始まった。 この授業はたびたび中断する。 生徒から難しい質問が出たとき、車で1分の自宅に帰るためだ。 膨大な資料の中から、説明にうってつけの材料を捜し出す。 「ごまかしたり、ひるんだりしたら負けです。すぐ生徒は見抜きますから。あ、ごまかしよった今、と。それが続くと信頼関係が崩れる」 大切にしているのは、 生徒が知りたいと思った瞬間を逃がさずに教えること。 そして、英語を面白いと思う「きっかけ」をつくることだ。 (プロフェッショナル仕事の流儀3より) じっくり。手抜きをしない。ごまかさない。タイムリー。
2008.03.29