朝日町エコミュージアム|大朝日岳山麓 朝日町見学地情報

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五百川峡谷ビューポイント。「元禄時代に書き綴られた『大谷往来』の風景と変わりなく滔々と流れる最上川が眼下に見える。」
撰/堀敬太郎さん(大谷)
写真/堀敬太郎さん「絵になる風景賞」受賞(平成10年)
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※県道112号より入った秋葉山グラウンド南側駐車場に登り口があります。
秋葉山エリア(大谷)

 昭和新田遺跡は秋葉山の北側、粧坂集落より西方に200mほど入った所にあります。大谷川支流の沢に接し、自然堤防上に集落が確認されました。遺物としては、縄文土器や石器、そして平安時代の須恵器、土師器などが出土し、また柱穴、溝跡などが確認されています。
『大谷郷』より抜粋
※写真は日光山と昭和新田遺跡
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※現在は水田に埋め戻されています
秋葉山エリア(大谷)


 南蔵院の系図によると、初代玄長坊は、室町時代の宝徳2年(1450)生まれで文明17年(1485)36歳で死亡しています。4代と7代が南蔵院を名のり、10代以降は幕末まで世襲、代々白山神社の別当を務めた家柄です。
※写真は正面が白山神社跡、右が南蔵院
『大谷郷』より抜粋

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※個人宅です。屋敷内には入らないで下さい。
秋葉山エリア(大谷)

 永林寺開祖の道愛禅師が尊崇した虚空蔵菩薩の御堂は、永林寺があった開山に建立されています。二間四面のお堂で創建は古く、応永5年(1398)といわれています。徳川将軍から五石七斗のご朱印状を受け、由緒ある虚空蔵様として信仰されてきました。
※『大谷郷』より抜粋

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※分かりづらい場所にあります。地区の方に尋ねるかエコミュージアムルームにお問い合わせ下さい。
秋葉山エリア(大谷)

 ニ渡観音は応永2年(1395)に建てられた町内でも古い観音堂で。堂内の縁起書によれば「白田内記家の先祖が月山参りの途中、白髪の老人に逢い『私はニ渡りの神なり、郷里に帰りニ渡の社を建て信心すれば必ずや村を守るであろう』というお告げがあったので社を建て自ら別当となった。」とあります。徳川将軍より二石六斗のご朱印状を受け、格式ある神仏として崇拝されてきました。
『大谷郷』より抜粋
五百川三十三観音第16番札所(聖観世音)朝日町大谷1858
五百川三十三観音縁起
五百川三十三観音霊場一覧
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※大谷往来館や峯壇公民館のそばです。
秋葉山エリア(大谷)

 創建不詳。最上家親が寒河江城主であった慶長9年(1604)、堀(保利)内匠に与えた安堵状などからみて、400年以上も前と推測されています。最上家改易後、引き続き徳川将軍より二石九斗六升のご朱印状を受けています。
 江戸時代には180坪の境内をもち、本社、拝殿ともに10.5坪、稲荷社、鳥居などもあったという記録があります。現在は保利家の庭園内に記念の小祠が建てられてあります。
※『大谷郷』より抜粋
※個人宅につき見学不可。
秋葉山エリア(大谷)


 江戸時代の頃は、境内は990坪もあり、笹屋敷とか阿弥陀屋敷といわれていました。広大な境内には、本社、拝殿、鐘楼堂、鳥居が建ち、八幡領二十一石六斗四升のご朱印地を徳川将軍より安堵され、古くから格式ある八幡様として崇敬されてきました。明治に入り、神仏分離令により、八幡神社は別当である大谷家の門前に、阿弥陀如来は庭園内にとそれぞれ分離建立され現在に至っています。
※『大谷郷』より抜粋 
※写真は八幡神社
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※阿弥陀堂は屋敷内にあります。無断で入らないで下さい。
秋葉山エリア(大谷)

 あらゆる悩みや苦しみを身代わりし、どんな願いも叶えてくれるといわれ、昔から庶民の心のよりどころとして親しまれてきました。大谷にも主な街道の入口に六つの地蔵堂があったといわれ、村人の幸せや安全を守ってきました。愛宕地蔵尊・延命地蔵尊・鍛冶地蔵尊・永林寺延命地蔵尊・安産地蔵尊・えんこ淵地蔵尊(増水で流失)があります。(写真は鍛冶地蔵尊の万年堂)
※『大谷郷』より抜粋

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秋葉山エリア(大谷)

 昭和初期、村の主産業だった生糸が大暴落しました。このため開田計画を立て、昭和13年、用水確保のために大谷川をせき止め溜池建設に着手したのです。当時は日中戦争や太平洋戦争のさなかで資材が不足するなど困難をきわめていました。昭和19年には国の命令で、未完成のダムに貯水し田植えを強行させられましたが豪雨に耐えきれず決壊。さらに終戦を迎え復旧工事は中断します。長い苦難の歳月を経て、昭和24年の春についに完成しました。
 平成22年3月農林水産省のため池百選「馬神ため池と大谷の郷」に選ばれました。
※『大谷郷』より抜粋

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秋葉山エリア(大谷)

五百川三十三観音第15番札所。
馬頭観世音菩薩は牛馬供養の仏で、牛馬が死んだ路傍に造立し安全と生育を祈りました。また、悪人をこらしめ疫病を払い、養蚕の守り神でもありました。大谷には馬頭観世音の石仏が八基もあり、村人から厚い信仰をうけてきたことがうかがえます。以前は、馬神ダムの湖底になった大谷川のほとりにありましたが、昭和13年から始まったダム建設のため、現在地に移転再建されました。

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※大変分かりづらい場所です。予めエコミュージアムルームでご確認下さい。
秋葉山エリア(大谷)

 意外なことに大谷地区は朝日連峰を近くに見る事ができる場所です。猿田越峠や日光山の麓にかけてがビューポイントとなっています。また、たくさんの白鳥が餌を探しに大谷の水田を訪れる場所でもあります。3月下旬まで見ることができます。

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秋葉山エリア(大谷)

 三万年ほど前の最上川は、栗木沢から大谷地区を大きく迂回し、粧坂へと流れていたそうです。やがて明神断崖付近を直線的に流れるようになり、大谷地区は沼地や芦のしげる湿地となりました。秋葉山は川の浸食をうけず小山として残ったと考えられています。
※『大谷郷』より抜粋
秋葉山エリア(大谷)