ダンゴムシ
先日の夕方、外を歩いていると、 3歳くらいの子どもとお母さんの姿が目に入りました。 子どもは地面をじっと見つめていて、どうやらダンゴムシを見つけた様子。 でも、触るのはちょっと怖いみたいで、少し距離をとりながら様子をうかがっていました。 そのとき、お母さんがやさしく声をかけました。 「大丈夫だから、ダンゴムシ触ってみい!」 「くるっとなって、面白いよ」 そのやりとりを見ていて、私はそのお母さんのことを「素敵だな」と思いました。 つい大人って、 「触らないほうがいいよ」と止めてしまいがちだけど、 あの言葉には、子どもの世界を広げる力がある気がして。 怖さを無理に消すんじゃなくて、 その先の“面白さ”をそっと教えてあげる感じが、とてもいいなと思いました。 私はすぐに通り過ぎてしまったので、 その子がダンゴムシに触ったのかどうかはわかりません。 もしかしたら、やっぱり怖くてやめたかもしれないし、 勇気を出して、そっと触れてみたかもしれない。 ほんの一瞬の出来事だったのに、 なぜか心がほんわかする夕方でした。
2026.07.31