ダリア日記

ダリア日記
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『皇帝ダリア』(昭和35年発行のダリア全書より)

 皇帝ダリア(木立ダリア、ダリア・インペリアリス)は、ウイルスやその他、耐病性が強く。葉は大型で2、3回羽状。下垂するベル状花は10月から11月頃にかけて大円錐系花序をなして咲きはじめる。開花期には一斉に50〜100輪の美花を咲かせるので壮観である。
 花色は白色にリラぼかし、弁底血紅の筋入り。晩咲きだが冷温室では種子が採れる。樹勢が大型ゆえ鑑賞温室では矮性種のロゼア(ピンナータ=シングル咲き、ポンポン咲き、ボール咲等の中小輪の改良に使われた原種)に接いで育てると良い。

写真は、兵庫県川西市で大鉢に育てている「インペリアリス」、7月下旬段階で2mを超えようとしている。




天空にまばゆいダリアが・・・『木立ダリア』

(学名) ダリア インペリアリス<皇帝ダリア> ※ダリアの原種の一つ
(英名) ツリーダリア (花期) 晩秋<極晩性種、短日下の11月中旬から> (草丈) 3〜4m  (花径) 20�兪宛紂 焚嵜А法.團鵐� (花型) シングル咲 (生育適温) 15〜25℃ (生息地) メキシコ〜グアテマラの高原地帯
(特色) 日本国内では、超晩性種のため寒冷地での露地栽培は不可能、温室等の加温施設が必要となる。現在、関東以西、特に西日本で盛んに栽培されています。草丈が4mにも及び、先端付近にたくさんのピンクの花を咲かせ、一面ピンクに染めます。

写真、神奈川県立相模原公園のダリア・インペリアリス(相模原公園HPより)


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「田中哲(あきら)」さんが再び、川西へ!

NHK「趣味の園芸」で草花栽培のテクニックを伝授されている、東京在住の造園家・田中哲(あきら)さんが、5月の「川西ダリヤ園スプリングフェア」時に続き、9月に再び川西を訪れていただけることになりました。

9月8日(土)に開催される「おきたま花回廊フォーラム」の折に講師として来町され、『「花回廊」街なかへも』と題し講演をなされます。国内外のフラワーガーデンの様子や、マイガーデンへのアドバイスなどお話しいただける貴重な機会ですので、多くの方々に参加いただきたいと思います。
◇主催:おきたま花回廊実行委員会、会場:川西町中央公民館、時間:午後1時〜3時、問合せ:おきたま総合支庁商工労働観光課、0238−26−6046

さて、ダリア(天竺牡丹)日記Vol.114でも紹介しましたが、田中さんは私も理事を務めています「日本ダリア会」の、関東代表の理事でもあります。特に彼は、ダリアの原種「ダリア・インペリアリス(皇帝ダリア)」の研究に熱心で、原産地のメキシコやグアテマラを訪問されています。

「ダリア・インペリアリス」は「木立ダリア」とも呼ばれ、草丈が4mにも及ぶ巨大なダリアで、晩成種で開花期が11月中旬なることから寒冷地での栽培が困難です。近年、西日本で大ブームとなっていて、盛んに栽培されています。(皇帝ダリアの栽培と綴ったブログが大変イ賑わっているようです)

今後、「ダリア・インペリアリス」の紹介を行いたいと思いますが、田中さんの探検記の一部も併せて紹介させていただきます。

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「ダリアもしっとり、活き活きと!」

昨日、岐阜と埼玉で最高気温が40.9度を記録し、山形の持っていた記録を74年ぶりに更新した。その前日から40度を超え、日本列島はまさにフライパンの上に乗っている状態となりました。
山形でも先週から30度を超す暑い日が続き、ダリアがしおれたり花が焼ける状態になるなど、うだるような日々が続きました。しかし、その暑さもようやく山を越えたようです。昨日から空は雲に覆われ、朝には久しぶりのは雨が降り、暑く焦げた地面と植物達を冷やしてくれました。

『ダリアも雨を前身に受けて、嬉しそうに咲いています』

なお、今後は残暑が厳しくなることも想像され、ハダニの発生がとても心配ですし、多少涼しくなるとアブラムシも発生するのかと思います。防除を徹底しなければなりません。
また、冷涼期に入ると蕾を食い荒らす「オオカバコガ」や「ハスモンヨトウ」の発生も考えられます。対策と準備に余念なきように。




「散水を欠かさずに!」

8月に入り13日の昨日まで真夏日が10日間、また、酷暑日も記録し、連日のように暑い日々が続いています。正に、残暑厳しき折です。

雨も1週間ほどなく、ダリアはこの夏の暑さに危険な状態に入っています。また、30度を超える日々が続くと、ハダニの発生も危惧されます注意しましょう。

暑さを緩和しハダニの予防のためにも、朝晩の散水を行いましょう。この時期の散水には、水分の補給しダリアの温度を下げる効果が期待されます。葉を洗い流すように、また、花壇にはたっぷりと与えてください。




ダリアの名花達「カマノ メセンジャー」

‘Camano Messenger’
花径:大輪(large,27cm前後)、花型:IC(インカーブド・カクタス)、花色:ピンクと黄色の複色咲(light blends pink and yellow)、草丈:中性(1.2m程)、作出:1991年、米国
特色:爽やかな色彩と四方に広がる端正な細い花弁を持った多花性の優良種。樹勢もスマートな、大輪品種では貴重な品種といえます。
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暑さにまいった・・・(>_<)

連日、最高気温が30度を越す真夏の暑さが続いています。その中でも数日は今年から使われている「酷暑日(35度以上)」となっていて、クーラーが欠かせなくなっています。
ダリアの暑さ嫌いはこれまで幾度となく説明してきましたが、近頃の暑さにはダリアもはたはた困っています。
強い日差しと暑さに花びらが日焼けを起こし、ピンクや白などの淡色系の品種では花弁の先が茶色に変色(満開前に)を起こしています。またこの時期は、花びらが極端に少なかったり、花色が変化する「奇形花」も見られます。
東北ではこの暑さも、お盆までの数日間かなと思いますが、西日本ではまだまだ暑さが続くことだろうと思いますので、朝晩の散水や遮光、通気性の確保などで暑さを和らげる対策が必要です。
さて、長雨と日照不足が続いた7月の異常気象。この様子だと9月には厳しい残暑となるかもしれません。




「台風5号にご注意を!!」

長かった梅雨が明けた瞬間から、うだるような猛暑の日々が続いています。
大好きな涼しさの中で順調に育ってきたダリア(日照不足でひ弱ですが)にとって、連日の暑さはとても厳しいものとなっています。葉は大きくしなだれ、ようやく開花した花も日焼けを起こし、茶色に焼けいています。
暑さ対策として、
�^貳屬篭�い日差しをセーブすることでしょう。すだれなどで日よけを作れればよいのですが、栽培環境によっては難しい場合もあるでしょうか。
��幾重にも茂っている枝を整理して、風通しを良くしましょう。(芽欠きをしていれば大丈夫)
�D�晩には散水を行いましょう。水分の補給のほかに、夏に被害を及ぼす、ハダニなどの害虫を洗い流す効果が期待されます。

これから、残暑も予想され長い夏を迎えます(東北は短いですが)、乗り切るために、日々ダリアを観察し体調の変化を把握しておきましょう。そして、本ブログに書き込んでいただきお問い合わせ下さい。

さて、台風5号が日本海に抜け北上しています。このコースを走り抜ける台風は、東北の日本海側に強い風を吹かせることが多く(吹き返しの乾燥した風も脅威です)、ダリアの倒伏が心配されます。(青森のリンゴに大きな被害を与えた19号台風を思い出します)
支柱や棚を作り、また、しめなおし、倒伏対策をしっかりと行ってください。






ダリアの害虫「ズイムシ」

ダリアも開花期を向かえ、鮮やかな色彩に染まる季節となりました。
しかし、折角伸びた枝が元気を失い(枝の途中からしおれる)、折れかかっていることがあります。観察すると何やら枝には穴が開き糞らしきものと見つけることが出来ます。そう、この時期「ズイムシ(フキノメイガ)」の被害が多発します。

通称「ズイムシ」と呼ばれる「フキノメイガ」は、梅雨明けの7月頃に発生し、幼虫が茎の内部に入り込み食害します。発生を確認したら浸透性の殺虫剤で防除しますが、茎内にいるために薬剤が効きにくく、発生前にオルトランやベストガード等の粒剤を株元に散布して予防と防除を行います。

なお、フキノメイガも数種類に分類され、ダリア(キク科)に寄生するのはゴボウノメイガとも言われます。

写真は食害の跡(川西市の圃場で)、幼虫は意外に素早しく、速攻で捕殺しました!




『ダリア見学会!』

7月27日〜28日の日程で日本ダリア会が主催する「ダリア見学会」が、兵庫県宝塚市上佐曽利、佐曽利園芸組合(組合長、田中康夫氏)の圃場を中心として開催され、北は北海道から南は鳥取までの会員30名と、地元組合の方々15名が参加しました。

はじめに、雲ひとつ無い快晴の下、赤、白、黄、オレンジ、ピンクと満開に咲き誇る球根生産園を見学し、組合の方々から品種選定や栽培方法についてお話をお聞きしました。
開会セレモニーでは、田中組合長より佐曽利園芸組合のこれまで歴史と現在の球根生産状況について報告され、続いて、ダリアのフラワーアレンジメントの実演、そして、「ダリア球根生産の現状と展望について」と題した講演と続き、貴重な体験とお話をお聞きしました。

写真は、佐曽利園芸組合の田中組合長
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『兵庫へ』

今日26日から3日間の予定で兵庫県に行ってきます。
本日は川西市を訪れ、黒川ダリア園や市内の公園花壇等で栽培されている「ダリア」を見学します。平成11年に同市を訪れて以来の久しぶりの訪問となりますので、どのようにダリア栽培の輪が広がっているか楽しみにしています。
また明日は、日本ダリア会の見学会が「ダリア球根生産日本一」の、宝塚市佐曽利地区「佐曽利園芸組合」を会場に行われ参加してきます。全国各地から会員30名ほどが集まり、また、地元園芸組合の方々を交えた交流会もありますので、とてもわくわくしています。
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『ウイルス病の発生!』

昨年7月13日のVol.41でも紹介しました。ダリアの難病で天敵でもある「ウイルス病」が梅雨空の柔らかな光りの中で、見つけることが出来ます。
球根内に潜入していた「ウイルス菌」が、若草色の生育著しいこの時期にはっきりと病痕を表し、発病を判断することが出来るのです。
さて、ウイルス病は治療方法(特効薬)が無いため、その対策には抜き去り廃棄するしかありません。そして、梅雨のこの時期にやらなければならない重要な作業でもあるのです。
梅雨が明けると、日差しが強くなりそれに反応して、徐々にダリアは葉色が色濃くなってきます。その強い日差しが、濃い緑が判断を鈍らせ、また、その後訪れる冷涼な秋には、ウイルスがダリアの盛んな生育に潜んでしまい、病株の判断が出来なくなります。そして放置すると、翌年のウイルス病の蔓延を引く起こすのです。
ウイルス病をきちんと見極め、廃棄することがこの時期のとても重要な作業です。

写真は、黄化えそウイルス病の葉の様子。葉脈にそって黄色に染まります。