ダリア日記
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ダリア(天竺牡丹)日記 Vol.73
ダリアの採種法��
秋も深まり、夕日がつるべ落としの如く暮れていきます。朝夕の冷え込みが厳しさを増し、初雪の気配が日一日と近づいてきました。
ダリアは球根植物ですが、種子を採取し育てることによって新しい花(新品種)を作ることが可能です(種子は品種固定していない)。秋が深まるこの季節にしか出来ないとても大切な作業「採種方法」を紹介します。
八重咲きで花びらの数が多いダリアは種を実らせ難い花です。しかし、日照時間が短くなる10月に入ると、花びらの数が減少し(夏場の半数程度に減少)、また徐々にダリアの露心(中央部に黄色い部分現れます)が始まります。
そして、ダリアは自家受粉の難しい花ですがミツバチ等によって受粉が促され、種子を作ることが可能になります。
2006.10.30:
acocotori
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ダリアの生理学
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ダリアの採種法��
ダリアは花びらの一つ一つにめしべとおしべが配置されています。リンゴやアサガオのように一つの花にめしべとおしべが一組になっている花とは違い、100以上もの花々が集まって出来ています。
ハチやチョウによって受粉がなされると、花びらの奥に種の子供が出来始めます。それと同時に、満開時を迎えた花びらがはらはらと落ち始めます。
この時期に、高温や雨によって花びらが腐る場合がありますので、優しく花びらを抜き取ってやることが大切となります。
2006.10.30:tenjiku-b:
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ダリアの採種法��
完全に花びらが抜け落ちると、花びらの下にあったがくの部分が閉じて、雨や害虫などから種子を守り、登熟を見守ります。
ダリアの登熟期間は(受粉から種子になるまで)、小輪〜中輪で2〜4週間、大輪では1ヶ月以上必要と言われ、前者で10月中下旬、後者に於いては11月に入ってから実を結びます。
ダリアの種子は登熟期間中に寒さ(凍結、霜)に合うと未熟なままで止まってしまいます。そのために、10月末から霜が降り始める北国では、大輪以上の品種改良が無理であると言われています。(温暖化で北国でも降霜期が遅くなっているちてんがありますが)
2006.10.30:tenjiku-b:
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ダリアの採種法��
日本の10月は比較的穏やかな天候が続きます。涼しく乾燥した空気が過湿による腐敗を防ぎ、細長く黒いダリアの種子(長さ1cm程度)が出来上がります。
品種によって種子が出来易いもの、出来難いもの、また、優秀な子供を作る親になるものなどがあり、いい親木を見つける目を如何にして養うかが品種改良家の腕となります。
出来上がった宝物は、冬季間凍らない場所に保管(10℃前後、凍結すると実割れを起こします)し、5月の播種期を迎えるようにします。
2006.10.30:tenjiku-b:
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