ダリア日記
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第四章 ダーリヤの気候 ダーリヤ栽培にはどれほどの温度が必要かは未だ確かなる事は言えませんが、温帯産の花卉であることから、東京付近では春期は降霜の止むのを待って植え付け、秋期は降霜後に掘り取り球根を貯蔵します。北海道では冬期の球根貯蔵が非常に困難だと言えます。四国・九州地方の暖地では冬期に掘り上げなくても越冬致します。 日本はダーリヤについて天恵国だと言われています。何故ならば夏期長くて、かつ湿潤であり、また年に二度ダーリヤの盛期を有しています。英国等では年一回であります。従って日本では年二回品評会開催が可能であり事実やりつつあります。また、その年に播種したるものが、その年に直ちに花を見る事が出来など、天恵を有する日本のダーリヤ家は幸いであると言わざるを得ません。なおこの点についてはダーリヤ実生の項で述べることにします。 ダーリヤは大抵の場所で栽培が可能ですが、特に日当たり良い所を好みます。また、高地、低地、平地、傾斜地でも可能でが、余り海岸の潮風が当たる場所は好まない様です。それからダーリヤは北向きの地でも相当の花を咲かせます、ただ木陰や軒下や全くの陰地では適しません。
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