ぞーこー太郎 蕎麦屋の冒険

▼お知らせ

どーもっし、ぞーこー太郎です。

2月7日(日)に白鷹町で行われる講演会のご案内です。
同じIターン農業つながりの友人、前田麻子さんが主催する
沖縄・辺野古に関する講演会です。
彼女が熱い思いで作ったジュゴンの折り紙付のチラシを原文のまま転載します。
お時間のある方、どうかご参加下さい。
ぞーこー太郎も参ります。

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「安次富 浩(あしとみ ひろし)さんに辺野古の話を聞こう」
96年、沖縄北部の辺野古に新基地建設の話が持ち上がる。あれから14年か経つけれど、まだ辺野古の海は美しくあの場所にある。ずっと闘って守ってきてくれた人たちがいる。その代表を務める安次富さんには、伝えきれないほど苦労があったと思う。それでも、闘い続けている思いを、白鷹で、皆で聞きたくて、今回遠く白鷹まで来て頂けるようにお願いした。旧でお忙しいとは思いますが、遠く沖縄より来て直接話を聞ける機会なので、お誘いあわせてご来場頂けるようお待ちしております。

日時:2010年2月7日(日) 

17時開場  18時開演 

場所:白鷹町文化交流センター AYu:M(あゆーむ)

資料代(カンパ):500円

   〜講演者の紹介〜
安次富 浩さん (あしとみ ひろし)
1946年東京に生まれ、63年に父の故郷・沖縄金武町に移り住む。琉球大学史学科卒後、72年沖縄県職員となり沖縄県職労などの役員を歴任。82年、一坪反戦地主会設立に参加。97年、ヘリポートいらない名護市民の会に参加、事務局長
を務め、98年、ヘリ基地建設反対協議会共同代表となる。

主催:山形ピリカ(代表 前田麻子)
協賛:白鷹農産加工研究会

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<安次富さんとの出会い>
08年、私は初めて沖縄北部にある辺野古に行きました。そこに行って初めて座り込みの基地建設反対行動を96年からずっとしていることを知りました。だからきっと、安次富さんの私の第一印象は、また訳のわかっていない大和人(ヤマトンチュ)が来たなあと思われたことだろう。全国からやって来る沢山の人に毎回説明し、仲間を増やしてきたことがすごいと思う。私が行った時、辺野古は、ほとんどヤマトンチュだった。地元の人にとっては、10年もやっていられないのは当然で、そんな中で代表を務めてきた安次富さんには沢山の苦悩があったのではないかと思う。行った頃にはそんな姿は全く見せず、いつも温和にどかんと構えていてくれたから、あの頃の私には考えられなかった。
沖縄での経験は、私を変えました。いつか白鷹でみんなと話したいと思っていました。そして今回、安次富さんに来て頂いて、話を聞くという機会を作ることが出来ました。

<私達は加害者>
辺野古の浜でカヌーを教えていただき、基地建設のための調査を止める為、私も一緒に海に出ました。海上でみた光景は、そこで生活するために調査の仕事を請け負う地元の人と、基地建設に反対する地元の人の対立でした。地元の人同士で争う姿はとても悲しい光景でした。「インディアン悲史」という本で読んだ、インディアン同士を戦わせて潰していく手法と全く同じに見えました。この対立を作り出しているのは、日本政府であり私たちだと思いました。国の決定していることに対して、私たちが何も言わないことで、沖縄はずっと闘っている。自分達が心地よく暮らしている半面で苦しんでいる人たちがいる。とても他人事には思えない。彼らが自分達の意思で決定する権利を持てるのは私たちにもかかっていると思う。

<命どぅ宝>と思うなら、基地も軍隊も戦争もいらない
新しく米軍基地をつくるということは、新たに戦争を起こすということではないでしょうか?多くの命が奪われるということ。自分の親愛なる人が、自分の宝だという子どもが、もし戦場に行くようなことになったら?今、戦線に立つのはアメリカ兵だけれど、同じ人の子だと思う。他の国の軍隊を自分達の見えない遠くに置いて、そこから人を殺しに行くのに、止めなくていいのだろうか?そこを止めずに「戦争反対!」なんて叫んだところで何の意味があるだろう。自分達に止める力など無いと思っているとしたら、本当にそうだろうか?自分達の国のことを自分達で決められない国なんて何の魅力もないと思う。

文責 山形ピリカ 代表 前田麻子
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